お盆の帰省はお金がかかる。実家に泊まれない場合は宿を取る必要があり、子どもが多いと大変な出費になる。実際、みんなはどれほどの出費になっているのか。また、経費を削減するにはどうしたらいいのか。
金融情報メディアやコンサルティングなどを提供するSong(ソング)は、全国の20~40代の男女300人を対象に、お盆の帰省費用に関する調査を実施した。親の年代や家族構成によって大きく変わるが、年代が高いほど経費が嵩む傾向が見られる。

20代独身の場合、交通費は8000円、宿泊費は1500円。それが40代家族となると交通費が3万5000円、宿泊費は5万円にものぼる。とくに近年はホテル代が高騰しているため、家族が多いと負担も大きくなる。たとえば「小学生の子ども2人分の宿泊費が増え、総額が8万円超に」、「高速道路割引を狙ったが渋滞でガソリン代がかさみ1万円以上に」(35歳公務員)といった声が聞かれた。人数が多いと電車や飛行機より自動車のほうが得だが、移動時間が長いぶん、途中でいろいろな経費が発生する。
交通費と宿泊費が経費全体の6割を占めるが、残りの4割はお墓参り、お土産、その他の費用となっている。「親戚が多く、手土産だけで15,000円以上かかった」(33歳看護師)、「お墓の清掃代を頼んだら5000円請求された」(38歳自営業) 、「親戚一同で外食し、割り勘でも7000円の負担に」(27歳・販売職)と思わぬ出費が痛い。

帰省は毎年のことながら、子どもが大きくなれば自然に費用は増す。物価もどんどん高騰していく。渋滞やお墓参りでの思わぬ出費など、事前に想定しておけば対策の立てようもある。里帰りの経費節減に向け、なんらかの節約術を実施したという人は、2023年では20パーセントだったものが、今年は50パーセントに増えた。このところの物価高騰の折、半数でも少ないように感じられる。実際に効果のあった節約術としてあげられたのが次の3つ。
「早割チケットで交通費を30%カットできた」(31歳企画職)
「義実家に泊まり宿泊費0円で済んだ」(36歳事務職)
「親戚が集まるLINEグループで手土産を分担し、1人3,000円に」(40歳研究職)
早割チケットなどは、かなり前から帰省の計画を立てておく必要がある。また、親戚の家に泊めてもらう、LINEグループでお土産を割り勘にするというのもいいアイデアだが、これも事前の相談が必要だ。Songは、「計画的な対策を講じることで支出を30〜50パーセント削減する事例も増えています」と話している。早めの計画が肝心だが、今からでも親戚同士で相談してみてはどうだろう。



