7月5日(土):火星と水星
日没から約30分後の西の空で、まず火星としし座のレグルスを見つけよう。この2つの星の間に線を引き、右下へ向けて地平線近くまで伸ばしていくと、そこに水星が見つかるはずだ。水星は4日に東方最大離角となったばかりで、比較的見つけやすい。
7月6日(日):金星とすばる
日の出前に起きられれば、東の空を見てほしい。肉眼で見ても双眼鏡で覗いても美しい散開星団、おうし座のプレアデス星団(すばる)がきらめき、その下方に「明けの明星」こと金星が輝いている。実に壮観な眺めだ。プレアデス星団は地球から約440光年の距離にある。
7月7日(月):月とさそり座
ふくらみを増した月齢11.7の月が、さそり座の「はさみ」にかかり、赤色巨星アンタレスと並ぶ。
今週の星座:いて座
今週は、真夜中ごろに南の空を眺めると、いて座が天の川を横切るように輝いている。さそり座を狙う弓矢を持つ手を伸ばしたところが、ちょうど銀河系の中心だ。
双眼鏡が手元にあれば、明るい星の並びから英語で「ティーポット」と呼ばれるアステリズム(星群)の中心付近(編集部注:日本人には「南斗六星」のひしゃくを伏せたあたり、と言うほうがわかりやすいかもしれない)から、天の川の最も濃く見えるところまでをゆっくり辿って、数えきれないほどたくさんある星雲や星団を探し、星間塵が密集して黒い帯のように見えるダストレーン(ダークレーン)を観察してみよう。


