宇宙

2025.07.01 13:00

暑い日が続くが太陽が「一番遠く小さく」なる日、月と星座の共演も楽しい今週の夜空

金星とプレアデス星団(Shutterstock.com)

7月5日(土):火星と水星

日没から約30分後の西の空で、まず火星としし座のレグルスを見つけよう。この2つの星の間に線を引き、右下へ向けて地平線近くまで伸ばしていくと、そこに水星が見つかるはずだ。水星は4日に東方最大離角となったばかりで、比較的見つけやすい。

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2025年7月5日、日の入り約40分後(東京:午後7時40分ごろ)の西の空(Stellarium)
2025年7月5日、日の入り約40分後(東京:午後7時40分ごろ)の西の空(Stellarium)

7月6日(日):金星とすばる

日の出前に起きられれば、東の空を見てほしい。肉眼で見ても双眼鏡で覗いても美しい散開星団、おうし座のプレアデス星団(すばる)がきらめき、その下方に「明けの明星」こと金星が輝いている。実に壮観な眺めだ。プレアデス星団は地球から約440光年の距離にある。

2025年7月6日、日の出約1時間前(東京:午前3時半ごろ)の東の空(Stellarium)
2025年7月6日、日の出約1時間前(東京:午前3時半ごろ)の東の空(Stellarium)

7月7日(月):月とさそり座

ふくらみを増した月齢11.7の月が、さそり座の「はさみ」にかかり、赤色巨星アンタレスと並ぶ。

2025年7月7日(東京:午後8時半ごろ)の南の空(Stellarium)
2025年7月7日(東京:午後8時半ごろ)の南の空(Stellarium)

今週の星座:いて座

今週は、真夜中ごろに南の空を眺めると、いて座が天の川を横切るように輝いている。さそり座を狙う弓矢を持つ手を伸ばしたところが、ちょうど銀河系の中心だ。

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2025年7月4日(東京:午後11時半ごろ)の南の空(Stellarium)
2025年7月4日(東京:午後11時半ごろ)の南の空(Stellarium)

双眼鏡が手元にあれば、明るい星の並びから英語で「ティーポット」と呼ばれるアステリズム(星群)の中心付近(編集部注:日本人には「南斗六星」のひしゃくを伏せたあたり、と言うほうがわかりやすいかもしれない)から、天の川の最も濃く見えるところまでをゆっくり辿って、数えきれないほどたくさんある星雲や星団を探し、星間塵が密集して黒い帯のように見えるダストレーン(ダークレーン)を観察してみよう。

いて座と天の川銀河の中心。画面中央左に「ティーポット」の形も見える。天の川の右側にある明るい赤い星はさそり座のアンタレス(Terrence Dickinson/ESA/Hubble)
天の川銀河の中心と、黄道12星座の1つ、いて座。画面中央左に「ティーポット」の形も見える。天の川の右側にある明るい赤い星はさそり座のアンタレス(Terrence Dickinson/ESA/Hubble)

forbes.com原文

翻訳・編集=荻原藤緒

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