キャリア

2025.07.03 09:00

ChatGPTを活用し「マネーマシン」に変えるために必要な5つの工夫

Evgeniia Medvedeva / Getty Images

1. ChatGPTのアウトプットをそのまま使用

AIだけを使ってコンテンツを書こうとするのは大きな過ちだ。

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その代わりにあなたがすべきこと:

アウトラインの作成、ブレインストーミング、リサーチ、文法チェックに関してはAIに手伝ってもらう。また、既存のコンテンツをさらに洗練させるためのアイデアをもらうのもいいだろう。ただし、ChatGPTが生成したアウトプットを一字一句そのままコピーペーストして、自分が生み出したものであると偽ってはならない。

コンテンツには、個人的なエピソードや洞察を盛り込むことも忘れないようにしよう。そうすることで、あなたへの共感や信頼、親密さが増し、それが結果的により多くのパートナーシップ、顧客、仕事のチャンスにつながる。結局のところ、人はビジネスの通貨なのだ。

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2. ChatGPTだけに頼った求職活動

AIを使って履歴書を書くことは悪いことではないが、自分の限界がどこにあるのかを知っておく必要がある。自分のストーリーを正直に売り込めるのは自分だけなのだ。

ResumeNowが900人以上を対象に行った調査『Hiring Trends』によると、ほとんどの採用担当者や人材管理者は、求職者がAIを使って履歴書を作成することを好意的に受け取っていない。そうした動きには規制を設けるべきだと考え、AIを使った履歴書作成によって求職者が最終的にチャンスを逃すこともありえるとも考えている。

これについてResumeNowは、「AIを使って応募書類を作成する場合は、慎重に行うべきだ」と話す。「AIはフォーマットを作ったり、フレーズを考える手助けはしてくれるが、企業はやはり、その信憑性とパーソナライズされた内容を求めている。AIが作成したスキル欄には、求職者が実際に持っているスキルのみを記載すべきなのだ」。

ResumeNowは、「求職者は、AIが生成したコンテンツを見直し、編集して、自分の経験を正確に反映し、誇張を避け、その職務への真の関心を示す、具体的で、人間味のある内容を含めるようにすべきだ」とアドバイスした上で、こう付け加えている。「AIを使って求人に応募することは効率的だが、慎重に行わなければならない」。

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翻訳=江津拓哉

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