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2025.06.29 08:00

この夏にぴったり、収入アップを実現する「7つの副業アイデア」

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夏がやって来る。日が長くなり、ビーチに行く時間も増え、待望の旅行に出かけるという人も多いことだろう。しかし、そのためには資金が必要だ。幸い、夏に副業をすることで、自由な時間をすべて手放すことなく、副収入を得られる。また、夏には他の季節には得られないような、さまざまなチャンスがある。

米労働統計局によると、昨年の夏は若者の55%近くが雇用されていた。これは、夏休みを利用したアルバイトが想像以上に一般的であることを示している。もしあなたがその気なら、この夏に最適なやりがいのある仕事をいくつか紹介しよう。

1. ライフガード

ビーチやプール、ウォーターパークに行かずして夏は終わらない。そのため、夏にはライフガードが欠かせない。ライフガードは海水浴客を監督し、必要に応じて緊急事態に対応する仕事だ。泳ぎが得意で、心肺蘇生法(CPR)と基本的な応急手当の知識を習得する意思があるのなら、この副業は向いている。

米国では、アメリカ赤十字社などの団体がライフガードのトレーニングを提供している。また、各プールや地方公共団体がトレーニングを提供するケースもある。時給の平均は25ドル(約3600円)で、経験豊富なライフガードなら最高69ドル(約1万円)を得ることも可能だ。その上、みずからの健康維持にもつながり、人命救助にも貢献できるのだから、言う事なしだ。

2. お気に入りのテーマパークで働く

学校が休みになり、晴天に恵まれれば、家族連れがテーマパークに集まるのも不思議ではない。つまり、あなたにも臨時収入を得られるチャンスがあるということだ。お気に入りのテーマパークで、レジ係、フードサービス係、エンターテイナー、ライドオペレーター、ゲーム係として働くことができる。National Recreation and Park Association(NRPA:全米レクリエーション・公園協会)によると、2023年にはレクリエーション機関の97%が夏季スタッフを募集していた

今年、大手テーマパーク・エンターテインメント企業のUnited Parks and Resortsは、Water Country USAやDiscovery Coveなどのブランドで、5000以上の職種を対象とした夏の採用イベントを開催した。これらの数字は、ピークシーズンに対応するための人材がいかに必要とされているかを示している。

平均時給は23ドル(約3300円)で、ベテランになれば55ドル(約8000円)を得ることも可能だ。また、無料のチケットや家族や友人のための割引チケット、そしてもちろん、より柔軟なスケジュールなど、各種特典も享受できる。お金を稼ぎながら子どもの頃のなつかしさを楽しむこともできるだろう。

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翻訳=江津拓哉

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