正直に言えば、現時点ではCBDはおろかCBNに関する統一された自主ルールは存在していないと認識しています。
そして、ルールがない状態で、高濃度・精神作用の示唆・誇大表示が行われれば、それはもはや規制の引き金にしかなりません。
CBDは現状、難治性てんかん治療薬のエピディオレックスの治験中であると認識しています。医薬品として承認されると食品として扱っているものは医薬品となりますが、「専ら医薬品」か「非医薬品」に分類されることになります。
現状、CBDは大きな問題も見られず、成分的にもこれまでの歴史を鑑みるとカフェインやビタミンCなどと同類の「非医薬品リスト」に収載される見込みです。
そうなると食品としても医薬品としても使用することができるようになります。
しかし、専ら医薬品か非医薬品になるかの線引きは成分本質としての安全性もさることながら、「公衆衛生上問題がないか」も重要な観点になります。つまり世間の中での倫理的な評判も見られます。
これは指定薬物の指定についても同様です。CBNは本来天然成分であり、安易な規制はすべきでないと国も考えているにもかかわらず、事業者の野放図な状況により国民に重大な危険を生じる成分であると認識されると薬物として指定するほかありません。
それは誰にとっても良い状況にならないことを事業者は理解しているのでしょうか。
私の提案:CBNを扱うならば、今すぐ以下を実行すべきです
では、現時点で業界としてできる現実的な対応策は何でしょうか。以下に私の提案を示します。
一時的に全製品の販売停止(自主的に)
CBNメーカーが連携して安全性試験(含有量と作用)の共同実施
含有量の上限ルール策定(1個あたりのmg数)
パッケージ表示や広告文言のガイドライン設定
業界団体を通じて厚労省に取り組みを報告し、連携を図る
「合法だから売ってよい」という発想は、もはや社会に通用しません。責任ある成分だからこそ、業界として安全性・透明性・社会性を確保する努力が求められます。
最後に:真面目にやっている人間が報われる産業を
私が一番悔しいのは、真面目に、安全に、正しくCBDやCBNに取り組んでいる方々が、こうした一部の無責任な行動によって市場全体の信頼を損なわれてしまうことです。
規制されるべきは「ルールを無視する人たち」であって、責任を持って製品と向き合っている人たちではありません。だからこそ、業界全体で声を上げ、仕組みを整え、自らを律する体制を作ることが今まさに問われています。
CBNという成分が、消費者にとっても社会にとっても、安全かつ信頼できるものであり続けるために──。私たち業界関係者自身の責任と行動が、今まさに問われています。私たち業界関係者が、その責任を果たす時です。:


