景色とプライバシー
Noxの新型列車には、3タイプの客室が用意される。シングルまたはダブルのロフトルームは、客室の上部にベッドが備わり、格納式の階段を使って寝台へ上がる。どちらの客室も、寝台部分とは独立した椅子とテーブルのスペースが設けられていることが特徴だ。ロフト部分には幅広のシングルベッドまたはダブルベッドがあり、進行方向と垂直に寝ることができる。椅子に座って車窓を眺めることもできるし、ロフトのベッドから見下ろすように窓を通して景色を楽しむこともできる。
ダブルビスタルームには、アクセスが容易な低い位置のベッドと、胸の高さにもう1つのベッドが備わる。どちらのベッドも格納すると、座席とテーブルに変換できる。こちらのタイプの客室では進行方向と平行に寝ることになるため、寝台脇の窓を通して横になりながら外の景色を直接眺めることができる。いずれの客室でも、ベッドの長さはすべて2メートルとなっている。
Noxはまた、欧州の100を超える都市を同社の寝台列車ネットワークで結ぶという、さらに急進的な計画も発表した。彼らが目標とする都市には、ストックホルム、ベルリン、ローマ、バルセロナ、ミラノ、ミュンヘン、ブダペスト、アムステルダム、パリなどが含まれる。今後の情報についてはNox Mobilityの公式サイトでご確認いただきたい。


