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2025.06.24 16:00

アマゾンのAlexa+が生成AIアシスタントの「本命」か 次世代が北米で好発進

米Amazonのデバイス・サービス部門シニア・バイスプレジデント、パノス・パネイ氏にインタビュー

日本のユーザーにもAlexa+による快適で便利な体験が届けられるよう、アマゾンは丁寧に準備を進めている。現在は日本語によるAlexa+のテストが始まり、自然な会話のイントネーションやニュアンスの調整などが行われているようだ。パネイ氏は米国と日本の開発チームとの連携が順調であることも強調する。

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パネイ氏はアマゾンに現職として迎えられる以前は、マイクロソフトで長年に渡りWindowsのデバイスとハードウェアを企画開発する仕事に従事してきた。Surfaceシリーズは、その立ち上げと商品開発をリードしたキーパーソンとしても知られる人物だ。パネイ氏はさらにその前職では、ミネベアミツミの海外子会社であるNMBテクノロジーズに勤務していたことから、日本の人々の働き方や考え方にも近くで触れてきたという。

「日本の市場はいつも活気と、ものづくりにかける情熱にあふれています。Alexa+を世界に通用するサービスとして育てるためには、日本の皆様の期待に応えることがとても重要です。必ず、ベストな状態で日本市場に投入します」とパネイ氏は意気込みを高める。

Echoシリーズの新製品は「美しいデバイス」になる

Alexa+は、発売されたばかりのAmazon Echo Showシリーズのほか、2017年以降に発売された既存のAlexa搭載デバイスにも順次対応が拡大される。パネイ氏は、Alexa+が比較的古いEchoデバイスとの互換性が保証されているサービスであることを強調しつつも、「新しいハードウェア」を投入することにも積極的な姿勢を示した。

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第3世代のAmazon Echo Show 8は日本のリビングルームにフィットするサイズのデバイスだ。本機もAlexa+に対応
第3世代のAmazon Echo Show 8は日本のリビングルームにフィットするサイズのデバイスだ。本機もAlexa+に対応

日本にAmazon Echoシリーズが上陸してから今年で8年目を迎えた。アマゾンのEchoシリーズと連携するサードパーティーのスマートホーム機器も含めて、これまでに多種多様なデバイスが販売されてきた。もはや自宅に新しいスマートホームデバイスを設置するスペースがないという方々も少なくないだろう。この辺で、Echoシリーズのハードウェア戦略を変える必要はないのだろうか。パネイ氏に聞いた。

パネイ氏はAlexa+に対応する次期新製品については「小型のものも含む、画面サイズの多様性」をもたせたいと答えた。さらにパネイ氏は「美しいデバイス」をつくることへのこだわりを説いた。

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編集=安井克至

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