ハクトウワシ(学名:Haliaeetus leucocephalus)もまた、目をみはるような運搬能力と飛翔能力を誇る。

この種の最大体重は約6.4kg、翼開長は約1.8~2.4mで、自重に匹敵する重さの獲物をつかんで飛ぶことができる。ハクトウワシが子ジカを襲い、つかんで飛ぶ様子を捉えた動画がいくつか知られている。
ハクトウワシは、力そのものではオウギワシに及ばないかもしれないが、並外れたスタミナを備えており、しばしば重い魚をつかんだまま長距離を飛ぶ。その鉤爪は、滑りやすい獲物を突き刺し、しっかりと掴むのに最適だ。また、大きな翼で上昇気流を捉えて何時間も滑翔する能力をもつため、エネルギーを節約しつつ獲物を運ぶことができる。
次に紹介するライバルは、ワシミミズク(学名:Bubo bubo)だ。夜行性の彼らは、パワフルな鳥と聞いてすぐに思い浮かぶ種ではないだろう。しかし、世界最大級かつ最重量級のフクロウの一つだ。翼開長は約1.8m、最大体重が4.5kgに達する彼らも、自重に迫る重さの獲物を掴んで飛ぶことができる。

ワシミミズクのおもな獲物は哺乳類と鳥類で、ウサギやキツネ、あるいはほかの猛禽類すら捕食する。羽の特殊な構造により音を立てずに飛べるため、彼らは奇襲に長けており、自分と同じくらい大きな獲物を力で圧倒する。


