キャビンには8.8インチのデジタル・ドライバー・クラスターと並んで、12.3インチのインフォテインメント・スクリーンが装備されている。GACトヨタはこのインテリアを自ら「家のように快適な移動空間」と表現しているが、折りたたみ式のシートは最大3メートル(約10フィート)のスペースを確保できる。
bZ3Xはまた、Momentaの5.0スマートドライビングシステムを搭載し、レベル2の運転支援、リモートパーキング、および様々なADAS機能を提供するなど技術重視の設定だ。
「我々は中国の知恵で製品を定義し、中国のスピードでイノベーションを推進する。中国市場がトヨタのグローバルな進化に勢いをつけてくれるだろう」
新「中国R&D 2.0」戦略のバックボーンたるか
GACトヨタは先日のTech Dayイベントで、ファーウェイ、シャオミ、モメンタを含む中国のハイテク企業との提携を発表した。これらの提携はトヨタの新しい「中国R&D 2.0」戦略のバックボーンを形成せんとするもので、焦点は、AI、ソフトウェア、先進運転支援システムを含むスマートEVソリューションのエコシステム構築だ。
4月の中国でのトヨタの販売台数は前年比20%増の14万3000台と急増したが、これは主に新エネルギー車と積極的な販売店プロモーションによるものだった。5月末までに、トヨタの中国販売台数は前年比7.7%増の53万台に達した。
bZ3Xの「成功」を受けてトヨタはさらなるモデルを展開中で、今週約18000ドルの大型電気SUV、bZ5を発売した。テスラ・モデルYに似たサイズでありながら価格はほぼ半分であり、市場がどう反応するかに注目が集まっている。
なおトヨタは1月に、2024年の中国新車販売台数が前年比6.9%減の177万6000台であることを発表したばかりだった。
(本稿は英国のテクノロジー特化メディア「Wonderfulengineering.com」の6月22日の記事から翻訳転載したものである)


