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2025.06.24 18:00

結婚だけが人生じゃない、あなたが「独身生活を謳歌」していることを示す3つのサイン

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2. 自律とつながりが共存できることを知っている

研究では、独身者が往々にして恋愛関係は個人の自律性を犠牲にするものだと感じ、実際にそれらのバランスをとることに苦慮している人が多いことがわかった。

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「結婚するというのは、仕事や家庭、キャリアの目標などを同時に抱え、『時間が足りなくなる』ようなもの。大学院に行きたい。読書も好きだ。自分のことをするのが好きだ」とカルロス(24)は言う。

独身者の多くは、独身であることで得られると信じている自律性の維持と、恋愛相手だけがもたらしてくれるはずの深い連帯感の獲得との間で揺れ動いている。

「恋愛関係は、友人や家族との関係よりもずっと親密なもののように思う。頼れる人で、友人や家族よりも深く親密な関係を築く相手だ」とショーン(24)は言う。

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だが、研究によると、恋愛関係は実のところは双方が一緒にいながらも自律性を持つことでうまくいき、独身であることが深いつながりの欠如を意味するわけでもないという。実際、多くの独身者は深く充実したプラトニックな関係を築いており、この愛と支えはかけがえのないものだ。

専門誌『Personality and Social Psychology Bulletin(パーソナリティ・アンド・ソーシャル・サイコロジー・ブレティン)』に2021年に掲載された研究によると、交友関係に満足している独身者は独身であることにも満足しているという。

多くの人にとって、独身であれば交友を維持するためにより多くの時間とエネルギーを費やすことができ、ひいては自分のウェルビーイングに役立つ。つまり、独身生活に喜びを見出す上で、強力な支援体制と充実した交友が、重要な役割を果たす。

3. 独身でいることへの社会の圧力や規範をはねつけている

独身者の多くは、パートナーを見つけなければならないという社会からの圧力に苦慮している。独身でいることに心地よさを見出すには、意識的にあるいは無意識のうちにこうした規範を拒否する必要があると研究者は指摘している。

研究参加者の多くは、社会環境から間接的に自分が独身であることを思い知らされていると報告している。

「グループ(チャット)では結婚した、妊娠した、パートナーと家を買ったといった話ばかり。少なくとも私にとっては、そうした会話は私が独身であることを強調するものだ」とニコル(32)は言う。

他の参加者は自分が独身でいることについて、周囲の人から投げかけられたコメントを回想した。そうした言葉は、独身であることは自然で好ましい生き方というより、終わらせなければならないステージとみなしていた。

離婚したマーティン(56)は、自身がいかに周囲からの圧力にさらされてきたかを強調した。「(職場の同僚は)たまに『友人を紹介しようか』と声をかけてくる。 助けなければ、という気持ちがわずかにあるのだろう」と説明した。

「私の母は、最初の頃は『再婚しなさい、1人でいてはダメよ』と言っていたが、時間が経つにつれて、再婚のことは持ち出さなくなった。たまに、まだ1人かと聞かれるので、まだ1人だと答える。『このままではよくないわよ。誰か探しなさい』といったことを言うこともある」とマーティンは語った。

恋愛を美化する社会で独身でいることは簡単なことではないが、多くの人、特に恋愛関係にまつわる社会の期待に縛られていない人は、独身でいることで深い解放感と充実感が得られる。

独身であることは不完全で不自然、あるいは哀れだと私たちは往々にして信じ込まされているが、そんなことはない。実際、よい独身生活を送っていることは、自分がいい状態にあることを示している。そして、独身であろうと伴侶がいようと、恋愛関係が人生のすべてではないという認識は、真にあなたを自由にする。

forbes.com 原文

翻訳=溝口慈子

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