2025.06.22 11:00

2025年世界の夏旅3大トレンド、「味覚の穴場」に東京・荒川区 Airbnb調べ

オランダ・ロッテルダムにある同国最大の屋内マーケット「マルクトハル」(RossHelen / Shutterstock.com)

2. 「推し活」旅行

Panterraの消費者調査によれば、この夏旅行に出掛ける目的の第1位は「家族で集まること」で、第2位がコンサート・ライブだ。とりわけZ世代の女性でこの傾向が強いという。Airbnbによると、米ヒューストンや英マンチェスターでは検索件数が500%以上も急増している。

advertisement

また、来年(2026年)はこれまで以上に大規模イベント目当てで旅行する可能性が高いと答えた人が全体の約25%に上り、特にブラジル(45%)、メキシコ(38%)、米国(32%)で増加している。

スタジアムを埋めるサッカーファン(Shutterstock.com)
Shutterstock.com

世界的なアリーナツアーからサッカーの国際大会まで、ビッグイベントは旅行需要を喚起する。最近需要の急増が見られたイベント開催地をいくつか紹介しよう。

・ヒューストン(米国)― ビヨンセのカウボーイ・カーター・ツアー開催期間中(6月)の検索数が620%急増
・マンチェスター(英国)― オアシスのコンサート開催期間中(7月)に関する検索数が500%急増
・パース(オーストラリア)― 豪ラグビーのオールスター戦「ステート・オブ・オリジン」開催期間中(6月)の検索数が250%増加
・シャーロット(米ノースカロライナ州)― シャキーラのコンサート開催期間中(5月)の検索数が200%増加

advertisement

3.「思い立ったらステイケーション」な米国人

Shutterstock.com
Shutterstock.com

データによると、米国では海外旅行よりも近場でのんびり休暇を楽しむステイケーションの人気が高まっており、自宅から300マイル(約480km)以内の宿泊施設についての検索数が増えている。

思い立ったらすぐ行かれる距離で冒険心を満たしたい人向けに、Airbnbのレポートは居心地のよいキャビンから隠れ家的なビーチハウスまで、ユニークな滞在先を紹介している。

・ニューヨーク州シャンダケン
・カリフォルニア州ロングビーチ
・アリゾナ州グランドキャニオンビレッジ
・カリフォルニア州サンフランシスコ
・アリゾナ州ページ
・テネシー州ブリストル
・サウスダコタ州スーフォールズ
・サウスカロライナ州クレムソン
・カリフォルニア州アーバイン
・フロリダ州マイアミガーデンズ

forbes.com原文

翻訳・編集=荻原藤緒

タグ:

advertisement

ForbesBrandVoice

人気記事