キャリア

2025.06.22 13:00

学校では教えない、高収入を築く「7つのスキル」と習得法

AndreyPopov / Getty Images

学校では教わらない、7つのお金を稼ぐためのスキル

1. 交渉力

このスキルは、低賃金の仕事に留まることを避け、転職市場において本来の自分の価値を反映するために必須のスキルだ。交渉力を身に付ければ、年収を1万ドル(約145万円。1ドル=145円換算)、あるいは2万ドル(約290万円)も上げられる。また、ソロプレナー(個人事業主)として、年間数千ドル(数十万円から数百万円)の価値のある契約やパートナーシップを、あなたの交渉スキルによって確保することも可能だ。

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2. スキルスタック

もうひとつの貴重なスキルは、スキルの「積み重ね」である。これは、複数のスキルや資格、専門分野を組み合わせて、あなた独自のスキルの組み合わせに基づくニッチなサービスやオファーを作り出すことを意味する。

オンライン教育サービスCourseraのニコラス・フーコーは、「何かひとつのスキルで上位1%に食い込むのは明らかに難しい。しかし、ふたつのスキルを組み合わせ、それで上位1%に入るのはどうだろうか? 数学的には、それぞれのスキルで上位10%に入れば、そのふたつの組み合わせの上位1%に入れる」と語る。

3. プレゼンスキル

誰もがキャリアのどこかの段階で、意思決定者に売り込む必要が出てくる。プレゼンが好きだろうと嫌いだろうと、この現実からは逃れられない。定量化可能な指標によってあなたの付加価値を証明し、あなたと一緒に仕事すれば見返りとして価値が提供されることを相手に納得させるような、自分の売り込み方を学ぼう。

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4. ストーリーテリング

効果的なストーリーを語るスキルは貴重である。このスキルは、ステークホルダーとのミーティング、就職面接、パーソナルブランディングやコンテンツライティングで特に必要とされる。ストーリーテリングのスキルによって、相手からの注目を集め、親近感を持たせ、退屈な統計データに命を吹き込める。また、あなたとパートナーシップを組むことで得られる成果を意思決定者に具体的にイメージさせ、成果に見合った報酬を支払うモチベーションにもつなげられる。

5. 実績を記録するスキル

常に自分の歩みを記録しよう。自分の業績の記録を上司など他人任せにしてはならない。勝ち取った成果や実績をすべて自分で記録するのだ。そのような成果をポートフォリオや履歴書にまとめておけば、新たなキャリアや契約を得るために自分を売り込んだり、あなたの金銭的価値を正当化したりする場面で活用できる。

6. AIとChatGPTリテラシー

2025年においては、AIや生成AIの基本を理解するだけでは不十分だ。より重要なのは、それを特定の業界や職務に適用する方法を知ることである。IndeedAWSの調査では、生成AIに精通することで給与が47%もアップすることが証明されている。

7. 収入の積み重ね

ひとつのスキルを複数の収入源に変えることで、燃え尽きることなく受動的な収入を築き、市場へのリーチを最大化できる。例えば、デジタルマーケティングのスキルは、コンサルティング、ワークショップや講座、ガイド、テンプレート、講演活動などに応用できる。

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翻訳=江津拓哉

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