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2025.06.27 08:15

女子高生の心をつかむ「愛」が導くサステナブル消費の未来

Getty Images

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若い人たちにサステナビリティーの重要性を理解させ、サステナブルな行動や消費に導くにはどうしたらいいのか。女子高校生を対象にした調査で示されたのは「愛」の力だった。

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地球温暖化防止を目的に2001年に設立された特定非営利活動法人フォーエヴァーグリーンは、この秋、「愛する人と、生まれ変わってもまた会えるように地球を残そう」をテーマにした高校生向けサステナブルイベント「ピースフォーアス2025」を開催する予定だが、それに先立ち、東京都内の女子高校生264人を対象に「サステナブルと愛に関する意識調査」を実施した。多感な若者たちの感性に訴え行動変容を促すことが可能かを検証する狙いがある。

まず、「家族や友人、恋人など大切な人のためなら、ゴミの分別やビーチクリーン、サステナブルな商品を贈るなどのサステナブルな活動をしたいと思いますか」との質問では、78パーセントが共感すると答えた。順調な出だしだ。

また、大切な人の特別な日にサステナブルな商品を購入するかとの質問では、54パーセントが共感。「サステナブル=愛」という考え方にもとづき、大切な人だから(サステナブルなものを)贈ると伝えることで、お互いが幸せになれるかとの質問では、78パーセントの共感が得られた。

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さらに、生まれ変わっても愛する人に会える未来を作るために、サステナブルな取り組みをしたいかと尋ねると、66パーセントが共感した。これはイベントのテーマを支持するうれしい結果だ。

サステナブルな行動の重要性を、理屈で説明するのではなく感性に訴えることも必要かと聞くと、67パーセントが共感した。しかし、サステナブルと愛を結びつけて感性に呼びかけることが、サステナブルな行動や消費につながるかという問いへの共感は、39パーセントにとどまった。

39パーセントが多いか少ないかは微妙な問題だ。「共感しない」が57パーセントと、初めて「共感する」を上回ったのには何かワケがありそうだ。「そう簡単じゃないよ」という冷静な気持ちの表れか。それとも、「その前に背景情報をきちんと勉強しないとダメだよ」といさめているのか。そこはこの調査結果からは判別できないが、少なくとも多くの女子高生たちが感性に訴えること「も」大切だと考えていることは確かだ。

フォーエヴァーグリーンは今後、「サステナブルな行動を愛や幸せと結びつけて発信し、若者が自分ごととしてサステナブルに関わるきっかけを創出したい」と話している。

プレスリリース

文 = 金井哲夫

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