1. 回避者(別名:ゴルファー)
「回避者」と聞くと、厄介者のような印象を受けるかもしれない。そうではない。エリオットはこのタイプを、ゴルフのマスターズで勝つためにパットのラインを読むローリー・マキロイに例えている。集中し、落ち着き、雑念を遮断する。回避者は几帳面で大局的な思考を持ち、騒がずに独立して仕事をすることを好む。雑談は苦手で、マイクロマネジメントに反発し、連続する不必要な細かい作業に疲れを感じる。
リーダーへのヒント
リーダーは、回避者が自律性と信頼によって成長することを知っておくべきだ。しかし、些細なことで負担をかけたり、会話の多い共同作業を強要したりすると、回避者の気持ちは離れてしまう。
2. 競争者(別名:ラインバッカー)
競争者は行動力のある人たちだ。素早く動き、問題を解決し、物事を成し遂げる。直接的で決断力があり、重大な場面で活躍する。「どのようにやるかは気にせず、とにかくやり遂げる」とエリオットは言う。急いで物事に対処する必要があるときにはうってつけの人だが、戦略が必要なときにはリスクがある。
リーダーへのヒント
競争者は気短で衝動的に意思決定し、他人の言うことを聞かず強引に自分のやり方を押し通す傾向があるということをリーダーらは認識しなければならない。競争者はスピードを落とし、長期戦を見据える手助けを必要とすることが多い。
3. 分析者(別名:GM[ゼネラルマネージャー])
分析的で慎重、そしてデータを重視するこのタイプの人は全体像を理解するまで動こうとしない。「分析者はすべてを知るまで行動を起こそうとしない」とエリオットは言う。「漠然としていたり、手順を飛ばしていたりすることに強い不満を感じるタイプだ。
リーダーへのヒント
分析者は厳密さをもたらすことができるが、過度に分析に時間を費やして実行できなくなることがあり、迅速な行動を迫られると特にそうだ。
4. コラボレーター(別名:スポーツエージェント)
チームの接着剤のような存在だ。コラボレーターは関係を重視し、共感的で、チームの士気や心理的安全性、職場のカルチャーを向上させることに長けている。コラボレーターは、職場の全員が自分の意見や考えが理解され、受け入れられていると感じてほしいと思っている。
リーダーへのヒント
「コラボレーターは井戸端会議では誰とでも話すが、最終的な結論を出すのに苦労する」とエリオットは指摘する。コラボレーターの短所としては、(対立に結び付きそうな)難しい決断に抵抗したり、全員の合意形成のため時間管理に苦労したり、また会話があまりに個人的で直接的になると不快に感じたりすることが挙げられる。
5. 調停者(別名:ポイントガード)
最も信頼できる、チーム第一主義のプレーヤーを思い浮かべてほしい。調停者は無私無欲で堅実だ。「彼らはシェルパのようだ」とエリオットは言う。「荷物を喜んで背負うが、荷物を背負わせ続けると、燃え尽きるか、静かに憤る」。
リーダーへのヒント
調停者はその寛大さゆえに、過重な労働を担わされることが多い。リーダーは積極的に様子を伺い、調停者の貢献が当然のものとみなされないようにしなければならない。


