ライフスタイル

2025.06.25 08:15

未婚女性8割「産むかどうかは自分で決める」 結婚と出産は別物という常識

Getty Images

Getty Images

結婚と出産がセットで語られることの多かった日本社会で、若い世代の価値観が大きく変化している。

働く女性に関する情報発信を行う博報堂キャリジョ研プラスが全国の15~39歳未婚女性300名を対象とした「未婚女性のライフイベントに対する意識・価値観」の調査では、20-30代未婚女性の約8割が「結婚=妊娠出産するとは限らない、産むかどうかは自分で決めたい」と回答した。

結婚しないことも前向きな選択に

調査では、10-30代の未婚女性全体のうち66.6%が「いつまでに結婚したいなどはないが、いい人がいたら結婚したい」と回答。結婚への意向を自身のタイミングで柔軟に捉える傾向が顕著に表れた。

「未婚女性のライフイベントに対する意識・価値観」(博報堂キャリジョ研プラス )
「未婚女性のライフイベントに対する意識・価値観」(博報堂キャリジョ研プラス )

さらに68.7%が「一人でも余暇を楽しめる」、67.6%が「一人で生きる気楽さを感じる」と答えており、未婚であることをポジティブに捉える意識が目立つ。

「未婚女性のライフイベントに対する意識・価値観」(博報堂キャリジョ研プラス )
「未婚女性のライフイベントに対する意識・価値観」(博報堂キャリジョ研プラス )

「結婚しない」という選択がネガティブなものから自己決定としての前向きな選択肢へと変化していることがわかる。

「結婚しても自分を貫く」姿勢が際立つ

結婚に対する意識でも大きな変化が見られる。81.0%が「結婚しても自分時間を楽しみたい」、74.6%が「結婚しても一人で生きていける経済状況でありたい」と回答した。

「未婚女性のライフイベントに対する意識・価値観」(博報堂キャリジョ研プラス )
「未婚女性のライフイベントに対する意識・価値観」(博報堂キャリジョ研プラス )

これらの数値は、結婚しても自分の生活スタイルを尊重し、経済的に依存しない関係を望む現代女性の強い意志を示している。

パートナーに求めるのは「一緒にいて楽」な関係

パートナーに求める条件では、従来の「三高」(高学歴・高収入・高身長)から「三共」(金銭感覚の共通・家事育児の共有・価値観の共感)への変化が継続していると調査では分析している。

今回の調査では、さらに新しい傾向として69.2%が「一緒にいて楽」と回答し、最上位となった。気を遣わず、自分のままでいられる相手を求める声が多く、「自分らしくいられる関係」への志向が強まっているといえる。

「未婚女性のライフイベントに対する意識・価値観」(博報堂キャリジョ研プラス )
「未婚女性のライフイベントに対する意識・価値観」(博報堂キャリジョ研プラス )
次ページ > 結婚と出産を分けて考える新たな価値観

文=池田美樹

タグ:

advertisement

ForbesBrandVoice

人気記事