ビジネス

2025.06.20 11:15

「芸人」の話術をビジネスに活かすには、どうしたらいいのか?

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もともとは、googol(グーゴル)という名前になる予定で、「10の100乗」「膨大な数字を組織化できるように」という思いが込められていたそうです。しかし、登録時の綴りミスで「google」になったとのこと。

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私は、どちらかといえば、「グーグル」のほうが言いやすくて語呂がいいと思います。もし、グーゴルのままだったらどうなっていたのかは分かりませんが、言い間違いをあえて正すことなく使ったのは面白いですね。

実は「コカ・コーラ」も間違いから生まれた商品です。発売当初はコーラのシロップを水で割って出していたのですが、ある日間違えてお客さんに炭酸水と混ぜて出してしまいました。ところが、それが美味しいと大評判になり、一気にヒット商品になったのです。

決まったことをきちんとやるだけでなく、わざと今までと違うやり方をすれば、新しい着眼点が見えてくるかもしれません。

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私は、お笑いの動画をただ観るのではなく研究材料として観ています。まだ駆け出しの放送作家だった頃は、「これは使える」といった芸人さんのネタのビデオテープを見ながら書き起こして脳にインプットするというトレーニングをよくやっていました。何人もの芸人さんのネタを見ましたし、時には同じ芸人さんのネタのテープを擦り切れるほど繰り返し観たものです。

芸人の動画はビジネス教材になる

近頃は便利な時代になり、インターネットの動画で芸人さんのネタ動画を誰でも簡単に観られるようになりました。人気芸人がユーチューブの公式チャンネルを開設していることは、もはや当たり前です。

東京03、中川家、ナイツ、バイきんぐ、サンドウィッチマン、シソンヌなど、とにかく面白い発想や外し、視点のずらし方がうまい芸人さんのネタを参考にするという感じです。

あなたの仕事に活かすなら、マニアックな芸風の方より、幅広く愛されるタイプの方が参考になるかもしれません。

例えば、かまいたちの「タイムマシン」というネタがあります。「タイムマシンで過去に戻って、1つだけやり直せるとしたら、何をする?」という切り出しで始まるのですが、あなたならどう答えるでしょうか。

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文 = 野呂エイシロウ

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