ヘルスケア

2025.06.25 07:15

年代別で異なる梅雨のからだの不調 時間帯でもっともつらいのは「朝」

gettyimages/RuslanDashinsky

睡眠と寝具への意識が上昇

次に梅雨と睡眠の関係性についての調査では、この時期「眠りの深さや寝つきに影響を感じる」と回答した人は9割を超えた。さらに、不調時には寝具の快適さが気になると答えた人も8割近くにのぼり、通気性や湿気対策への関心が高まっていた。とくに寝具への関心の高さは、不調を自覚する人が睡眠環境にも意識を向けているという証しだ。冷感シーツなどのハイテク素材、または好みの質感の素材の寝具を試してどの素材が睡眠の質に効果があるかを積極的に試みている様子が伺える。

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セルフケアを実践する人が大多数

梅雨時の不調への対策としてもっとも多かったのは「ストレッチ・運動」で約3割の人が実践。続いて「湯船に浸かる」「睡眠改善」「食事の見直し」などが並び、約9割が何らかのセルフケアを行なっていた。

セルフケアに用いるアイテムとしては「入浴剤」「アロマ」「アイマスク」など、五感を刺激し心身を整える製品が多く活用されていた。

不調は「整える力」の出発点ととらえる

今回の調査で明らかになったのは、梅雨が体調に与える影響の大きさと、世代・時間帯・習慣による違いである。と同時に、それぞれの不調に対して、個人が自分にあった対応を選択している実態も見えた。

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不調は“異常”ではなく、変化を察知しようとする身体の声、整える力の出発点だ。生活の中で違和感に気づき、改善策を講じる姿勢そのものが、ウェルビーイングの本質と言えるのではないか。


出典:WeChoice調べ

プレスリリース

文=福島はるみ

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