ヘルスケア

2025.06.25 07:15

年代別で異なる梅雨のからだの不調 時間帯でもっともつらいのは「朝」

gettyimages/RuslanDashinsky

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株式会社FoR/FoRINC.が運営する情報サイト『WeChoice』の調査によると、梅雨の時期に体調の変化を感じたことがある人は、男女100名中9割以上にのぼった。

これまで梅雨時期の体調不良はひとくくりに語られることが多かったが、この調査では「どの世代にどのような不調が出やすいか」が可視化された点に注目したい。特に精神面の不調が目立つ30~40代の傾向は、社会的・生活的な負荷が影響しているとも考えられる。

【調査概要】
調査方法:アンケート調査
調査期間:2025/05/07~2025/5/9
調査対象:20代以上の男女
対象者数:100名
調査項目:「梅雨時期の不調」に関するアンケート

梅雨の時期に実感する主な不調は「だるさ」「頭痛」「気分の落ち込み」。中でも30~40代では「気分の落ち込み」が最多で、仕事や家庭のストレス、ホルモンバランスの変化などが影響しているとされる。一方、50代は「だるさ」、60代は「眠気」が多く、年代に応じて現れる不調の質が異なる傾向も見られた。

不調を感じやすいのは「朝」

不調を感じる時間帯としてもっとも多かったのは「朝」で40%。起床時の自律神経の切り替えの乱れや睡眠の質の低下が要因として考えられている。また「気圧の変化」「湿度」「気温差」など、気象条件が不調の原因として上位を占めており、外的な環境が体調に与える影響は大きい。決して「気のせい」ではないことに注目したい。

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文=福島はるみ

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