NAD+と脳の健康
NAD+(ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドの略)は、ATP(食物から得たエネルギー源)の産生、ミトコンドリアの機能、DNAの修復などの重要な細胞プロセスに不可欠な補酵素である。Niagen Bioscienceのグローバル科学・薬事担当上級副社長を務めるアンドリュー・シャオ博士によると、NAD+は脳の健康に不可欠であり、神経の健康をサポートして細胞エネルギーを活性化。そして損傷したDNAを修復し、炎症を制御して神経細胞を保護するタンパク質群を活性化する働きをもつという。
シャオ博士によれば、過食、飲酒、日光への暴露、座りっぱなしの生活、環境汚染物質による悪影響など、私たちが日々直面するストレス要因によって、NAD+のレベルは加齢とともに(早ければ30代から)低下する。NAD+の減少は、細胞の修復とエネルギー生産に影響を与え、神経変性疾患のリスクを高めると彼は付け加えた。
彼は、NAD+レベルをサポートする最も効果的な方法は、ビタミンB3の一種であるニコチンアミドリボシド(NR)の摂取だと話す。
シャオ博士は、パーキンソン病やアルツハイマー病の患者に対するNAD+の効果が、研究者たちによって明らかにされつつあると結論づけている。初期の知見では、NAD+には脳の代謝を改善し、神経炎症を抑える効果がある可能性があるという。上記の「SHIELDメソッド」に加えて、シャオ博士は脳の健康を長期的にサポートするために、30代前半からNRのサプリメントでミトコンドリアの健康をサポートすることを提案している。


