Forbes BrandVoice!! とは BrandVoiceは、企業や団体のコンテンツマーケティングを行うForbes JAPANの企画広告です。

2025.08.18 16:00

NOT A HOTEL がつくる新たなライフスタイルー"非合理な建築"を合理的に所有できる理由

NOT A HOTEL CFO兼CSO 江藤大宗

NOT A HOTEL CFO兼CSO 江藤大宗

年間10泊から所有できる別荘を販売し、オーナーが使用しない日はホテルとして貸出ができるという新たなビジネスモデルで市場を切り拓く「NOT A HOTEL」。その仕組みから同社が生み出す新たな「所有」の形、見据える未来への想いを同社CFO兼CSO 江藤大宗が語る。


新しい仕組みが生む使い方と価値の変化

外出自粛や行動制限という未曽有の事態にまで進展したコロナ禍を経て、人々は「移動」や「その土地での体験」の価値を改めて見つめ直すようになった。一方で、世界的なインフレや労働力不足が続くなか、別荘のような非日常資産の個人所有を見直す人々も少なくない。
 
そんな人々の価値観が急速に変化する最中に誕生したのが、NOT A HOTELという新たな“プラットフォーム”だ。
 
彼らが提供するのは、従来の不動産所有の概念を覆し、個人でも上質な別荘体験を手に入れられる仕組みだ。その仕組みは明快だ。物件の所有権を年間10泊分から分割して販売、建物をつくる前の完成予想CG図の段階でオーナー募集を行い、集まった資金で物件開発を進めていく。例えば約7億2000万円の物件となる場合、年間10泊の所有権は約2000万円で購入できるといった具合だ。

NOT A HOTEL MIURA POOL CLUBのCLUB SUITE(完成予想CGパース)
NOT A HOTEL MIURA POOL CLUBのCLUB SUITE(完成予想CGパース)

「従来の別荘は維持管理に多くの費用や労力がかかりがちです。しかし、NOT A HOTELでは月額の管理費で建物の維持管理や、オーナー滞在時の清掃費用を賄うため、オーナー様の肉体的・経済的負担を軽減します。

オーナー様が利用しない日はホテルとして運営され、未使用泊数に応じて固定でオーナー様に管理費が還元される仕組みがあります。これにより、旅費を一方的な支出ではなく、価値ある投資と捉える、いわば『旅費の資産化』を実現できると我々は考えています。さらに、セカンダリー・マーケット(中古取引市場)を強化するため、2025年末にはプラットフォームをリリース予定です」

これまでの不動産シェアリングは、つくる・持つ・使うという三段階それぞれでのシェアリングが一般的でしたが、「そのすべてが一貫したシェアリングとなっているのが、我々の面白さだと考えています」と江藤は語る。

変化する社会で見直される「所有」の意味

同社のアプローチの背景には、現代の建築・不動産業界が直面する構造的な課題がある。地球規模での消費人口増加や人手不足によるコスト高騰は、事業者に徹底した合理性を求めるようになった。その結果、かつてのようにユニークで、ある意味"非合理"な建築は生まれにくい状況にある。
 
「我々が挑戦したかったのは、この合理主義から手前に戻って、一見、経済的には非合理的な建物をどうやってつくり、持つかということでした。かつてのお城や、バブル期に企業がメセナとして建てた美術館のように、尖った別荘を建てるのはひとりだと難しくても何人かで集まれば可能となる。そんな別荘を建てたいと思っている人は実は相当数存在していて、我々はそこに注目したのです。経済的な計算式よりも先にまず"つくりたい体験"があり、それを実現するために要素を因数分解して解を出していきました」
 
従来のホテルビジネスは、デベロッパー(つくる)、保有会社(持つ)、宿泊者(使う)の役割が完全に分断され、費用や収益がそれぞれの立場で分配される構造だった。NOT A HOTELは、この三者を一体化することで、ライフスタイルや使い方に応じた、新しい所有のあり方を提案しており、既存のビジネスモデルでは実現が難しかった領域に挑戦している。

その土地の魅力を最大化させる

NOT A HOTELの各施設は、立地にもこだわり、海まで10秒の海沿いや、周囲に人工物がなく絶景を愛でられる山頂などを選ぶ。さらに、世界的なクリエイターと共にその土地のポテンシャルを引き出し、その土地の魅力を最大化している。

例えば、2025年日本国際博覧会の会場デザインプロデューサーを務めた藤本壮介が携わった「NOT A HOTEL ISHIGAKI EARTH」がある。こちらは2025年7月に開業し、その名の通り水の惑星を彷彿とさせるデザインが石垣島の海岸線に溶け込んでいる。

藤本壮介が手掛ける「NOT A HOTEL ISHIGAKI EARTH」
藤本壮介が手掛ける「NOT A HOTEL ISHIGAKI EARTH」

さらに、世界的建築家ビャルケ・インゲルスや世界的デザイナーのNIGO®︎がディレクションを手掛けるプロジェクトも進行中であり、海外からの注目も高まっている。

NIGO®︎が手掛ける「NOT A HOTEL TOKYO THE NIGO HOUSE」
左:NIGO®︎が手掛ける「NOT A HOTEL TOKYO THE NIGO HOUSE」/ 右:ビャルケ・インゲルス率いるBIGがデザインする「NOT A HOTEL SETOUCHI」

「面白いビジネスモデルをつくれても、『これが欲しい』と思ってもらえなければ手に取ってもらうことはできません。そのために、圧倒的に美しい景観や、世界のトップクリエイターたちの力も借りています。著名な建築家になるほど、大規模な建築の仕事が増え、個人のパッションを尖らせた、ある意味非効率な一軒家やヴィラを建てる機会は減ります。NOT A HOTELとしては、建築家、デザイナーが自身の別荘を作るような感覚で自由に創作できる場を提供することで、結果として後世に残るアートピースが生まれると考えており、クリエイターを最大限に尊重する会社で有りたいと考えております。それを所有し、大切な時間を過ごすこと自体が貴重な価値につながるはずで、自然と場所への愛着が生まれ、家族や仲間との思い出が増えていくはずです」(江藤)

​​ライフスタイルそのものを創造する

こうしたアートピースや趣味性の高いものを所有するというコンセプトに加え、NOT A HOTELが重要視しているのは、体験や思い出が蓄積していく感覚だ。例えば、NOT A HOTEL AOSHIMAのオーナーが長く宮崎に通い続ければ、その場所への愛着や家族との思い出も重要な価値として認識される。つまり、第二の家・故郷となっていく。

NOT A HOTEL AOSHIMA CHILL
NOT A HOTEL AOSHIMA CHILL

「NOT A HOTELは、オーナーの方からのフィードバックを元に、アップデートし続ける場所です。体験の蓄積により、その場所はどんどん自分たち好みに変わっていく。子どもたちもそこで育ち、それが違う拠点にも生かされていきます。
我々が売っているのは、"体験"や"暮らし方"なのです。人間の性格や考え方は、どこで過ごすかという環境で決まる部分も大きい。だからこそ、もっと自由に暮らす場所を選べるようにするためには、コストを抑えながら必要な分だけ持てるような仕組みが必要なのではないかと考えました。さまざまな場所に自由に訪れられる生活は考え方の多様化につながり、新たな価値創造、そして弊社のミッションでもある『日本の価値を上げる』ことにもつながるはずです」

NOT A HOTEL AOSHIMAは、第2期の建設を開始。

実際、ひとつの物件を所有すれば日本各地に展開するほかの物件も相互利用できるという、ネットワーク価値も提供している。例えば、今夏にオーナー募集が開始される三浦半島の新しい物件「MIURA POOL CLUB」は、房総半島や富士山も望むことができる絶好のロケーションに誕生予定だ。こうした魅力的な拠点が加わることで、オーナーは日本各地でさらに多様な体験を重ねていくことが可能となる。

「世界をもっと楽しく」——有限な時間の中で、人は合理性よりも心の豊かさを求めることがある。NOT A HOTELが目指すのは、そうした多様な生き方を許容し、新たな価値創造を促しながら、同時に合理性も実現するプラットフォームとなること。より多くの人が「自分の人生が楽しくなった」と言える世界は、この先にこそあるのかもしれない。

NOT A HOTEL
https://notahotel.com/


※NOT A HOTELのサービスは、不動産の共有持分を購入し、利用しない期間のホテル運営による収益分配を期待するものですが、元本や収益分配が保証されるものではありません。不動産市況、ホテル稼働状況、金利変動、自然災害、運営事業者の状況等により、期待通りの収益が得られない可能性や、共有持分の価値が変動・下落するリスクを含みます。また、売却を希望される場合に、希望する時期や価格で売却できない流動性リスクも存在します。税務上の取り扱いについては、個々の状況により異なるため、必ず税理士等の専門家にご相談の上、ご自身の判断でご検討ください。本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品への投資勧誘を目的としたものではありません。

Promoted by NOT A HOTEL / text by Michi Sugawara / photographs by Mizuaki Wakahara/ edited by Miki Chigira

連載

NOT A HOTELがある暮らし