従業員はオフィスに戻ることを嬉しく思わないかもしれないが、そこで最新型のキーボードとマウスを発見したら、苦痛を少しは和らげることができるかもしれない。Logitechでは、IT担当部署から大量導入の容易さも評価されるだろうと考えている。Signature Slim Wired Combo MK620には、IT担当部署や従業員が、Windows、macOS、ChromeOSの間で簡単に切り替えられるスイッチが備わっている。
IT担当部署は、これらのキーボードとマウスをUSB-Cポートに接続し、使用したいOSを選択することで、社内の複数のデバイスに導入できる。また、「Logitech(ロジクール)SYNC」というクラウドベースのアプリケーションを使って、これらのマウスとキーボードの使用状況をリモートで把握することも可能だ。必要があればグローバルサポートも受けられる。
有線接続のキーボードやマウスは電池交換や充電が不要なので、必要なメンテナンスが減る。接続の安定性もより高く、持ち去られる盗難の危険も少ない。結果的に電話サポートやヘルプデスクチケットの使用を減らすことができる。
環境にも配慮
スイスで創業した企業として、Logitechはサステナビリティ(持続可能性)にも熱心に取り組んでおり、Signature Slim Wired Combo MK620も例外ではない。このキーボードとマウスはポストコンシューマリサイクル材(製品として使用された後にリサイクルした材料)を66%以上含むプラスチック製の部品で作られ、FSC認証などによる管理された材料を使用した紙パッケージの箱に入れて出荷される。キーボードのプレートは低炭素アルミニウム製だ。
MK620は、先代の有線接続キーボード&マウスの「MK120」と比較すると、キーボードが49%、マウスは50%、エネルギー消費効率が改善されている。
価格と発売日
Logitech Signature Slim Wired Combo MK620/MK625 for Businessは、6月27日よりlogitech.comや正規取扱店を通じて全世界で発売になる。キーボード&マウスのセット価格は69.99ドル(約1万100円)だが、K620キーボードが49.99ドル(約7200円)、M520およびM520 Lマウスが24.99ドル(約3600円)という価格で、単体購入も可能だ(日本での価格は未発表)。


