時々、パートナーをうっとうしいと思うことがあるかもしれない。だが、かつては認め、受け入れていたあらゆる違いについて急にこだわるようになり始めたら、それは根本的な問題があることを示している可能性がある。それまで考えたこともなかった、関係は終わりかもしれないという思いにかられる。あなたはパートナーの前で、いつもと違う行動をとり始めたりするかもしれない。
こうした状況に身に覚えがあるなら、それはパートナーへの愛が冷めてきているサインである可能性がある。どんなに努力しようが、喜んで努力をしているようには見えない。以前は簡単にできたことが、今では疲労困憊してしまう。かつては風変わりだと思っていた相手の特徴が、今では大きな欠点のように思える。
一晩で愛が冷めるとは限らない。現状に満足したり、あまりに馴染んだりするのとは違う。そうした場合でも、パートナーとの充実した時間を望むことはできる。他の人よりもパートナーと一緒にいたいと思う。だが、愛が冷めた場合はそうではない。それは、もうパートナーのそばにいることにほぼ耐えられなくなる時だ。
この記事では、大切な人への愛が冷めつつある、あるいはすでに冷めていることを示す5つのサインを紹介する。
1. 思いやりをもって接することをやめる
相手の過ちに優しく対応しなくなる。以前のように、相手の過ちを簡単に許そうとしない。近況を確認する、サポートする、慰めるといった、かつてしていた小さな親切な行為が減り始め、ゆくゆくは皆無になる。
このような行動パターンは、あなたが疲れていたり、相手とあまり連絡が取れなかったり、あるいは話を聞いてあげられなかったりした何日かに限ったことではない。思いやりのない時が数日、数週間、数カ月続き、ある日完全に相手を思いやることをやめてしまうということだ。そして、相手を軽蔑するようになる。かつてパートナーに抱いていた好意や憧れは消える。
2. 常に相手を批判する
結婚の専門家であるジョン・ゴットマン博士とジュリー・ゴットマン博士によると、批判は関係の終わりを告げる「黙示録の四騎士」の1つだ。
パートナーに対して常に批判的であることは、真っ当な不満を言うこととは違う。あなたの口調は軽いからかいや建設的なフィードバックから、粗探しに変わる。相手の些細な言動が気に障ったとき、相手の資質や性格を非難している自分に気づくかもしれない。意図せず、相手に暴言を吐くことすらあるかもしれない。
「社会的アレルゲン」と呼ばれる社会的な行為があり、それが相手に対する批判的な気持ちを強くすることがある。これには、不衛生といった見苦しい習慣や自己中心的といった思いやりのない行為、社会規範に反する行為などが含まれる。
しかし、これらの行動に機転や敬意のあるコミュニケーションで対処しなければ、パートナーの自尊心を傷つけることになりかねない。相手はより防衛的になったり、よそよそしくなったりするかもしれない。傷つき、苦悩の兆候を示すことさえある。最終的にパートナーは愛されていない、あるいは感情的に安全でないと感じ始めるかもしれない。



