ランボー塾は偵察ドローンに注意を払うよう助言し、見かければ30〜90秒後にFPVドローン飛んでくると警告している。鳥が突然、一斉に飛び立つのもFPVの飛来を告げるものである可能性があり、気をつけるべきだと忠告する。また、道路脇に潜み、目標が近づいてきたら飛び立って襲いかかる待ち伏せドローンにも注意が必要だとしている。とはいえ、何よりも「頭上や背後からの甲高い音」こそ、FPVドローンに発見されたことを示す最も一般的な兆候だとして、いちばんに警戒するものに挙げている。
反応猶予3秒、「減速すれば死」
このガイドは「3秒ルール」を提唱しており、最初の反応の猶予は3〜5秒だとする。
FPVドローンが接近してきた場合、バイクはただちにフルスロットルで加速し、15〜30度の急な角度で蛇行走行すべきだという。FPVドローンは視野角が比較的狭いことが多いので、オートバイが急な方向転換をすればドローン操縦士の画面から消える。ドローンは通り過ぎ、うまくいけば見失ってくれる──というアイデアだ。
ブレーキをかけるのは致命的だとされる。「減速するな、死を招く」と。
また、ライダーが背嚢を背負っている場合、ドローンに見つかった際には即座に捨て(そのためにクイックリリース機構が勧められている)、生き延びることに全集中すべきだとしている。ペアで行動している場合は、相手に向かって「ドローン!」と叫び、互いに別の方向に逃げる。「FPV(ドローン)が目標を選ぶ。もう一人は離れる」というわけだ。
ライダーが生き延びるための最善の方法は、何か遮蔽物になるものを見つけることだ。それは木々などの植物が望ましいが、建物が役に立つ場合もあるかもしれない。バイク側が木々や建物の間をくねくねと走行すれば、追いかけるドローンはそれらにぶつかって墜落する可能性が出てくる。実際にオートバイ兵がこうした方法で助かった例もランボー塾は挙げている。茂みなどに直接突っ込むことで命が救われることもあるだろうが、これには危険も伴う。
事前にルートを徹底的に偵察し、いざという時に逃げ込める「ダイビングポイント(飛び込み場所)」を見つけておけば、生存率は格段に高まる。ランボー塾はこのほか、目立ちにくいようにバイクをマット(つや消し)カラーで塗装することや、軽めのバイクを選ぶことなども勧めている。


