2. 理由はわからないが、いつも疲れている
しょっちゅう言い訳や埋め合わせをしたり、言えたはずの言葉を口にしなかったことをいつもくよくよ考えたりしていると、心よりも先に身体が悲鳴をあげ始める。
それは、あなたが懸命に保とうとしているつながりを、感情労働が上回り始めたことを意味する。というのも、この時点であなたは壊れた部分を直そうとも思わないからだ。あなたが気にかけているのは、十分に休まったと感じながら目覚めることだけだ。
専門誌『Family Relations(ファミリー・リレーションズ)』に2023年に掲載された研究によると、共働き夫婦の場合、感情面での疲労の原因は外的ストレスだけではなかった。夫婦関係の中での感情労働のアンバランスさに、関連していることが多かった。
カップルの片方(通常は女性)が一貫して自らの感情を抑えたり調節したりしている場合、そうした人はかなり強い疲労感を示した。男性側では相手の気持ちを同じように和らげなかったため、強い疲労感はみられなかった。
この不均衡は徐々に大きくなる傾向がある。具体的には、自分が正しいことよりも平和であることの方が重要なため、言いたいことを飲み込んでしまうような瞬間だ。あなたは平静を装いながら緊張を和らげようとするが、内心では何も感じていない。
この感情面での疲労は、生理的なサインとして現れることもある。専門誌『Psychoneuroendocrinology(サイコニューロエンドクリノロジー)』に2018年に掲載された研究では、カップルのストレスと疲労のレベルを5日間にわたってリアルタイムで追跡した。その結果、感情面で緊張するようなやり取りの後、特に否定的なものと評価されたやり取りの後に、疲労を強く感じていると双方とも報告した。口論にならなかった場合でも、強い疲労を感じていた。
そして、注意を喚起するような危機がなくても、疲労を覚えることが明らかになった。疲労は繰り返されることによって現れ、あなたが訴える機会のなかったわだかまりは、すべて身体に刻まれている。
何もかも上手くいっているふりをすることに疲れていて、特に上手くいってないことを身体がすでに知っている場合、関係が終わりに近づいているサインかもしれない。


