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2025.06.15 12:00

この夏、「スマート・ワーケーション」のすすめ 実現するためのヒント

last19 / Getty Images

応用編:専門家が教える、集中力と創造性を保てる4つのヒント

EdubirdieのCHRO(最高人事責任者)であり、ワークプレイス生産性の専門家であるエイブリー・モーガンが、そもそもの「ワーケーション」の利点を損なうことなく、「スマート・ワーケーション」によって集中力と創造性を保てる4つのヒントを教えてくれた。

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1. 静かな時間を「集中時間」に変える

「SlackのメッセージやEメールなどに邪魔されない時間は、みんなが寝ている時、スマホを触っている時間、旅に出ている時です」とモーガンは説明する。

「早朝や深夜が最も生産的な時間帯です。通知音も、大音量のZoomコールもなく、気が散ることもありません。そこにあるのは、あなた自身と、あなたの仕事、そしてあなたの完全な集中力だけです」。

「あなたがいるタイムゾーンとチームのタイムゾーンによっては、他の人が活動していない間に多くの仕事をこなせる可能性があります。真昼に仕事をするのではなく、早朝や、その他の静かな時間に活動時間を置き換えましょう」。

2. 移動時間を生産的な思考のために使う

「移動時間をダウンタイムにする必要はない」とモーガンは言う。

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「実際、飛行機や電車、フェリーに乗っている時間は、会議などに邪魔されることなく、必要とされる大きな思考に没頭する絶好の機会です」。

「Wi-Fiがない? それはあなたにとって絶好の機会かもしれません。アイデアを書き留めたり、プロジェクトのブレーンストーミングをしたり、目標を立てたりするなど、日々忙しくて考える暇もなかった物事に集中するのに最適です。

アドバイスとしては、小さなノートかメモアプリを常に手元に置いておくことです。上空3万フィートにいて、周りに気が散るものが何もないとき、どれだけ多くの良いアイデアが浮かぶか、驚くことでしょう」。

3. 仕事環境を周到に準備する

「Wi-Fiの調子が悪かったり、充電器を忘れたりすることほど、せっかくの良い流れが悪くなることはありません」とモーガンは警告する。

「出かける前に、ホットスポットをテストし、重要なファイルのオフライン・バックアップをダウンロードし、アダプター、ヘッドフォン、充電器などの道具が揃っていることを確認しましょう」。

「旅行先で仕事しやすいスポットを探すのも、プロセスを効率化する方法のひとつです」と彼女はアドバイスする。

「しっかりしたWi-Fiがある場所を把握し、そこでトラブルが起きた際に利用するバックアップの場所も確保し、電波の届かない騒がしいカフェで充電器を探し回るようなことにならないようにしましょう」。

4. 仕事とプライベートの境界線を曖昧にしない

「ワーケーションでは、境界線があいまいになりがちです」とモーガンは指摘する。「仕事とプライベートの境界線を決めないと、プライベートの時間に仕事が入り込み、せっかくの旅行の楽しみを奪ってしまいます」。

彼女は、アクティブな時間とダウンタイムを区切ることも勧めている。

「予定していたリラックスタイムには、観光に出かけたり、昼寝をしたり、リラックスしたりしましょう。生産性が左右されてしまうので、休息時間を守りましょう」。

スマート・ワーケーションがもたらす本当の価値

スマート・ワーケーションの良さは、自分自身に自由を与え、リラックスしたり遊んだりするだけでなく、仕事もこなせるということだ。「午前中は居心地のいいカフェ、午後はコワーキングスペース、夜はビーチサイドでブレインストーミングなど、切り替えることを意識しましょう。異なる環境は異なる雰囲気をもたらし、新鮮な雰囲気は新鮮なエネルギーをもたらすのです」。

forbes.com原文

翻訳=江津拓哉

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