ピンク・フロイドが、彼らの原点である英国の音楽チャートで首位に返り咲いた。彼らのアルバム『Pink Floyd at Pompeii - MCMLXXII』は最近でも首位を獲得していたが、リリースから数カ月が経過した今週、再び1位を獲得したのだ。これにより同アルバムは、Official Rock & Metal Albumsチャートで複数回に渡り首位を獲得した、彼らにとって数少ないプロジェクトの1つとなった。
ピンク・フロイドが再び首位を獲得
『Pink Floyd at Pompeii - MCMLXXII』は、英国のOfficial Rock & Metal Albumsチャートで、先週の3位から1位へと順位を上げた。これにより、数日前にデラックス盤が発売されたグリーン・デイのアルバム、『Saviors』から首位を奪還した。
『Pink Floyd at Pompeii - MCMLXXII』がOfficial Rock & Metal Albumsチャートにランクインするのはこれで5週目となり、首位を獲得したのはその内の2週だ。同アルバムが今週再び首位を獲得したことで、同アルバムはピンク・フロイドにとって3作目となる、同チャートで複数週に渡り首位を獲得したタイトルとなった。これは、『The Dark Side of the Moon』の32週、『The Endless River』の7週に続く記録である。
彼らによる他の4つのプロジェクト、『Animals』、『The Division Bell』、『The Early Years - 1965-1972』、『Transmissions + 1969』は、いずれもOfficial Rock & Metal Albumsチャートで1週のみのランクインに留まっている。
『Pink Floyd at Pompeii - MCMLXXII』が複数のチャートを席巻
『Pink Floyd at Pompeii - MCMLXXII』は今週、Official Physical AlbumsチャートとOfficial Albums Salesチャートの両方で順位を上げた。過去に1位を獲得した後、今週はそれぞれ14位と15位となっている。
珍しいことではないが、ピンク・フロイドによる他のアルバムも英国の音楽チャートにランクインしている。『The Dark Side of the Moon』は、最多の4つのチャートにランクインし、そのほとんどで順位を上げた。また、Official Rock & Metal Albumsチャートではトップ10入りも達成している。その他にも、『Wish You Were Here』は2つのチャートにランクインし、『The Wall』はOfficial Rock & Metal Albumsチャートに再登場を果たしている。これにより、ピンク・フロイドは同チャートの10分の1以上を彼らの名前で埋めたことになる。



