キャリア

2025.06.15 10:00

「45歳」からのキャリア生存戦略 変化に適応し、競争力を維持するために

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45歳以上のプロフェッショナルに最適な職種

会社での出世をただ目指すのではなく、自身が成長しながら専門性を発揮できる仕事を探そう。例えば以下のようなものがある。

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・リーダーシップ委託業務の引き受け(パートタイムの最高マーケティング責任者や最高執行責任者など)
・アドバイザリーやコンサルティング
・部門をまたぐプロジェクトの統率
・経験豊富な誘導役を求めているスタートアップやイノベーションチームでの業務

起業するなら、40代半ばが最適だ。米マサチューセッツ工科大学(MIT)のビジネススクールの調査によると、40~60歳の起業家の会社は統計的に若い創業者のものよりも長続きする。

新しいアプローチを前向きにとらえつつ、メンターシップを提供する。逆メンターシップは、世代を超えて臨機応変さと常に最新情報を得ている状態を維持するための強力な方法だ。

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キャリアを将来に備えたものにすることは、継続的なプロセスだ。「前にやったことがある」を「次に何を学べるか」に置き換えるなど、考え方の転換が求められる。

あらゆるトレンドを追いかけていては疲れ、燃え尽きてしまう。身を置く部門の仕事の将来像に自分の取り組みが沿っているようにするには、フォーカスしなければならない。凝り固まることなく、適応力を維持することが必要だ。

雇用市場は変化しているかもしれないが、適応能力があれば際立った強みを発揮できる。チャンスが過ぎ去る前に動き出し、意図をもってチャンスをつかみにいこう。45歳を過ぎても活躍するプロフェッショナルは、大胆に次のステージを築いている。

forbes.com 原文

翻訳=溝口慈子

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