バイラルヒットのぶさかわチャーム「ラブブ」がブランドに教える5つのこと

Photo by Raimonda Kulikauskiene/Getty Images

成長はまだまだ続く?

ラブブのサクセスストーリーは、まだまだ終わっていない。ポップマートは市場を世界的に拡大しており、他社との新たなコラボレーションも計画。ファンベースは欧米でも東南アジアでも、拡大を続けている。ラブブの未来は明るく、そして(その体のように)「フワフワしている」。

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単なるバイラルトレンドにとどまるものではなく、ラブブはより奥深い何かを表している。あらゆるものが自動化され、人間味が失われていくようなこの世界において、人々が持つ「遊びたい、驚かせたい、そして人とつながりたい」という願望を表している。

ブラインドボックスの中から現れるファニーフェイスのエルフは、人工知能とデジタル疲労のこの時代に生産されるあらゆる製品の中で、最も人間的なものだといえるのかもしれない。

中国・上海のポップマートに展示されている「Labubu(ラブブ)」。ラブブの未来は明るく、そして(その体のように)「フワフワしている」(Photo by VCG/VCG via Getty Images)
中国・上海のポップマートに展示されている「Labubu(ラブブ)」。ラブブの未来は明るく、そして(その体のように)「フワフワしている」(Photo by VCG/VCG via Getty Images)

forbes.com 原文

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編集=木内涼子

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