「政権は恥を知るべきだ」とトランプを非難
グリフィンはまた、トランプが最近、ウォルマートのダグ・マクミロンCEOを批判したことを強く非難した。マクミロンは先月、関税による輸入コストの上昇で、値上げが必要になる可能性を警告した。「正直な発言をしたCEOを批判すべきではない。ウォルマートのCEOはただ正直なだけだ」とグリフィンは述べて、「政権は恥を知るべきだ」と語った。
"The challenge with the legislation is there's not enough tough decisions... around how we're going to put our fiscal house in order."
— Forbes (@Forbes) June 5, 2025
Kenneth C. Griffin, founder and CEO at Citadel, spoke about Trump's "One Big Beautiful Bill" at the #ForbesIconoclast Summit in New York City. pic.twitter.com/N6zc5kDNvQ
製造業の国内回帰の取り組みも疑問視、「我々は問題の本質を見ていない」
彼はさらに、トランプ政権の関税政策が、米国経済に深刻な打撃を与えており、アメリカが特別な国だという信念を揺るがしかねないと指摘した。シタデルは、トランプ就任以降、米国の経済成長予測を約半分に引き下げているという。
グリフィンはまた、製造業の国内回帰を推進する政権の取り組みにも疑問を呈した。「一体なぜ、我々が世界で最もコストが低く、最も低賃金の労働力を持つ国家になろうとするのか? まったくナンセンスだ」と彼は語り、「もちろん製造業を後押しすることは必要だが、ナイキのスニーカーを作るのとF-35戦闘機を作るのとでは話が違う。我々は問題の本質を見ていない」と続けた。
しかし、このような厳しい現状のなかでもグリフィンは、希望を捨てていないと語った。「私はこうした逆風を乗り越えて行こうとする米国の企業経営者たちの努力に感銘を受けている。誰ひとりとして諦めたり、タオルを投げたりしていない。それこそがこの国の強さを示している」と彼は語った。


