サイエンス

2025.06.16 16:30

「ウサギとノウサギ」「バイソンとバッファロー」混同されやすい動物たちとその違い

ノウサギ(Geza Farkas / Shutterstock.com)

イルカ(dolphin)とネズミイルカ(porpoise)

ネズミイルカ Johannes Zoetekouw / Shutterstock
ネズミイルカ(Johannes Zoetekouw / Shutterstock.com)

イルカとネズミイルカは、どちらもクジラ目に属する海洋哺乳類だが、異なる科に分類される。イルカはマイルカ科、ネズミイルカはネズミイルカ科に属する。両者の最も顕著な違いの一つが外見だ。

advertisement

イルカは、流線型の体とくちばしのように突出した吻(ふん)を持つが、ネズミイルカは小型でがっしりしており、吻は丸みを帯びている。イルカは遊び心、アクロバティックな動き、社会的相互作用でよく知られるが、ネズミイルカはより控えめで、人間との接触を避ける傾向がある。

マイルカ科に属するバンドウイルカ(Shutterstock.com)
マイルカ科に属するバンドウイルカ(Shutterstock.com)

など、一部の種は広く分布し、世界中に生息している。一方、狭い地域に生息し、深刻な脅威に直面している種もいる。例えば、カリフォルニア湾にのみ生息するコガシラネズミイルカは、クジラ目で最も小さく、最も絶滅の危機に瀕している。

両者の社会構造と行動の違いは、生存戦略と生態的地位において重要な役割を果たしている。多くの場合、イルカは沿岸部や開けた海域に暮らし、ネズミイルカは静かで守られた生息地を好む。

advertisement

両者とも知能が高く、外見も似ているが、それぞれ独自の行動と生理的特徴を持つため、別々の名前で呼ぶのがふさわしい。これらの違いは、進化における両者の分岐と特殊化を浮き彫りにしている。

次ページ > カラス(crow)とワタリガラス(raven)

翻訳=米井香織/ガリレオ

タグ:

advertisement

ForbesBrandVoice

人気記事