マーケティング

2025.06.05 07:15

利用率低迷も「親近感」で支持 BeRealは次のインスタになれるか

GettyImages

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InstagramやXを中心にSNSにおけるプロモーション活動は、マーケティングの1つの手段となっている。そうした中で、Z世代を中心に利用率の高い「BeReal」についてマーケティング事業を展開するLIDDELLがインフルエンサーを対象に「BeRealの実態調査」を行っており、その結果が公開されている。

それによると、BeRealの利用歴について、「1年未満」が半数で、「1年以上3年未満」が31.6%となっており、「退会済み」が18.4%にも上っていた。

ログイン頻度はというと、「ほとんど利用していない」が40%を占めており、次いで「月に3~5回」が26%、「週に3~5回」が16.7%となっている。ほかのSNSに比べると圧倒的に低い利用率であり、とりあえず登録だけはしているという人も多いというのが現状のようだ。

これは、BeRealが1日1回、不規則に通知が届き、その瞬間のリアルな姿を前後のカメラで撮影し投稿するという特性にあるだろう。撮影時は、フィルターもなく加工もNGで、通知が届いてから2分以内という時間制限もあるため、映えを意識した撮影はなかなか難しい。ただ、こうしたリアルな日常を投稿することに対して、どう感じるかの質問に、「見ていて親近感が湧く」が48%、「SNS疲れしにくい」「作り込めないのが逆にストレス」が19%と続いている。全体的には好意的な意見が多いが、InstagramやXでの投稿に慣れすぎていると、不満に思う部分もあるようだ。

他のSNSに比べてBeRealの強みはとの回答には、「フィルターや加工ができないため、リアルさがある」が41%、「通知から2分以内に投稿するため、作り込めない日常感が出る」が37%、「フォロワー数がないことがノーストレス」が31.5%と続いている。やはりほかのSNSではできることが、逆にできない点を評価している。

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文=飯島範久

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