ブランドを立ち上げた背景
17歳の頃から世界中を飛び回り、さまざまな国で撮影の仕事をこなしてきたビーバーは、自身のブランドを立ち上げた背景に「飛行機での移動が多かったこと」を2022年のフォーブスのインタビューで挙げていた。「そのため、私はいつも機内に持ち込むバッグに何を入れるかを考えるようになった」と彼女は述べていた。
俳優のスティーヴン・ボールドウィンの娘であるビーバーは、モデルとしての活動とSNSでの発信を通じて知名度を確立した。2018年にジャスティン・ビーバーと結婚した彼女は、昨年8月に第1子の誕生をインスタグラムで報告した。
当初は3つのプロダクトのみで始まったRhodeは、今ではリップバームやチークなどにも製品ラインを広げている。同社はこれまで自社サイトのみで製品を販売していたが、今秋から米国、カナダ、英国のSephora(セフォラ)の店舗での販売を開始すると20日に発表した。
相次ぐセレブの美容ブランド立ち上げ
ここ数年間で、多くのセレブが自身のビューティーブランドを立ち上げている。セレーナ・ゴメスが2020年に設立したRare Beauty(レアビューティー)は、2023年に3億6700万ドル(約528億円)の売上を記録した。また、リアーナやキム・カーダシアン、スカーレット・ヨハンソン、レディー・ガガらもそれぞれ自身のブランドや企業を立ち上げている。
リアーナが2017年にLVMHとの合弁事業として立ち上げたブランドのFenty Beauty(フェンティビューティー)の製品は、LVMH傘下のセフォラを通じて世界各国で販売されている。彼女は、同ブランドの自身の持ち分によって、2021年にビリオネアの地位を獲得した。
一方、カイリー・ジェンナーは2020年に自身のブランドのKylie Cosmetics(カイリー・コスメティックス)の51%を上場企業のCoty(コティ)に6億ドル(約864億円)で売却した。
今回のRhodeの買収は、エルフ・ビューティーの発表によると、7月から9月の間に完了する見通しという。
「自分が生み出したプロダクトが、世界に送り出され、実際に人々の手に渡ったときに何が起きるかなんて分からない。いつかはそれを実現したいとは思っていたけれど、実際に起きたことは想像をはるかに超えていた。ただただ信じられない気持ち」と、ビーバーは2022年にフォーブスに語っていた。


