明らかに、米国と中国の造船能力の差はあまりに大きく、簡単に埋められるものではない。しかし、解決策は目の前にある。韓国や日本の先進的な造船所と契約を結び、米国海軍向け艦艇の建造を委託することだ。もちろん、それと並行して米国の造船能力を大幅に改善していく必要もある。
米国の軍艦製造最大手ハンティントン・インガルス・インダストリーズと現代重工業は最近、防衛および商業プロジェクト向け艦船の生産加速に向けて、協力の機会を探る覚書に署名した。
現代重工業と別の韓国造船大手は、一部の米国艦艇の修理・保守作業を行うのに必要な承認も得ている。それはそれで良いことだが、米国海軍をめぐる状況の切迫度を考えれば、米国は韓国や日本での艦艇建造も進めるべきだ。
米国の現行法では、米国の軍艦や内航船を外国企業が建造することは原則禁止されている。だがドナルド・トランプ米大統領は、国家安全保障上の理由から例外を認める可能性がある。議会はその例外規定を法制化するとともに、内航船に関するジョーンズ法を廃止すべきだ。この法律は米国の造船業を保護するという名目で1920年に制定されたが、結果としてそれを破壊している。


