テイラーはそうした傾向を「エグゼクティブ・エクソダス(ビジネス幹部の大移動)」と呼び、副業をビジネス幹部のためのキャリア育成計画であると位置づけている。「私たちは、ビジネス幹部たちが大量に移動しているのを目の当たりにしています。引退するためではなく、キャリアの再開発のためです。そして多くの人が、『明日この仕事が無くなったら、次は何をすればいいのだろう?』と考えています」
私たちが知っているような仕事は、より流動的になりつつあると彼女は言う。「LinkedInのCEOがかつて指摘したように、雇用市場は静的なものから動的なものへと変化しつつあります。副業は気晴らしではなく、経済的な保険であり、創造的な出口であり、長期的な自由への道なのです」
テイラーは、彼女が労働力の地殻変動と呼ぶものについて説明し、フルタイムの会社員はたとえ自分の仕事が好きであっても、副業を検討すべきだと断固として主張する。彼女がそれを勧める5つの理由を教えてくれた。
1. レイオフの急増
彼女は、米国では2025年だけでも1200以上の企業が数万人の雇用を削減し、その中にはかつて「安全」と考えられていた上級職も含まれているという統計を引用している。
2. キャリアはもはや直線的ではない
テイラーは、平均的な会社員は現在、本業だけでなく複数のキャリアを持っていると指摘する。本業での役割が変わっても、副業があれば生活を維持できるからだ。
3. 「安定企業」は神話である
テイラーは、米連邦政府でさえ人員削減の影響を受けかねないと指摘する。現在所属する企業の肩書きはあなたを守ってくれないが、あなたのスキルと聴衆はあなたを守ってくれる可能性がある。
4. オプションがレバレッジを生む
テイラーは、昇進を目指すにせよ、キャリアチェンジするにせよ、複数の収入源を持つことが交渉の席での自信につながると考えている。
5. 情熱は重要である
彼女は、副業をすることで自分の得意なことや最も好きなことに取り組むことができると考えている。さらに、このアプローチは燃え尽き症候群の予防にもなると彼女は付け加えた。


