キャリア

2025.05.28 17:00

断る力は重要なスキル、職場で「ノー」を言うべき4つの場面と気まずくならない線の引き方

fizkes / Shutterstock.com

2. 価値観に合致しないことを頼まれたとき

自分にとって、どうしても納得できないことを依頼されたことはないだろうか。そんなときは、立ち止まって検討しよう。良好な関係を維持するためだけに「イエス」と言ってはいけない。

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勤務先の方針を確認したり、信頼できるチームメンバーと情報を共有したり、自分に近い上司のざっくりした意見を聞いたりしよう。それでも何かおかしいと思ったら、率直に伝え、代替案を提案しよう。自分の価値観と合致し、自らの安全を第一に考えた代替案だ。

価値観に合致しないことを頼まれたときは、こんなふうに答えてみよう。「お力になりたいのですが、ご依頼の件は私の通常の方針に合いません。代わりに、代替案をやってみるというのはいかがでしょうか」

率直な回答であり、依頼を肯定しながら、自分の懸念をはっきりと伝えている。代替案を提示すれば、確信をもって行動できる方法であれば力を貸したい、という意欲を示せる。

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周囲の人が相談に乗ってくれなかった場合には、人事部や上層部にかけあうのも一案だ。こうしたやりとりは、対立的である必要はない。自分だけでなく、チームや会社に影響を与え得る事柄について、注意を喚起する行動なのだから。

3. 納期の厳しい仕事を頼まれたとき

時には、非現実的な納期だとはっきり伝えるために「ノー」と言うことも必要だ。厳しい納期に何とかして間に合わせようと焦るより、まずは一歩立ち止まって、本当に間に合わせられる納期なのかを吟味しよう。

依頼された仕事を小分けにし、それぞれ完了に要する時間を見積もってみよう。そのタイムラインでやはり不可能だと思ったら、すぐにそう伝えたほうがいい。現実を率直に伝えれば、自分のチームが仕事に追いまくられたり、燃え尽きたりする事態を防げる。

締め切りがタイトな仕事を頼まれたときは、こんなふうに答えよう。「ぜひお力になりたいのですが、その納期では無理です。納期を〇〇に変更するのはいかがでしょうか」。あるいは「ご依頼の日時までにリポートを丸ごと仕上げることはできませんが、セクション1の下書きなら間に合わせられるかもしれません。それでいかがでしょうか」

いずれも依頼を肯定しながら、実行可能な代替案を提示する対応だ。懸念していることを事実や証拠にもとづいて説明すれば、全員が順調に物事を進められるような現実的な計画を提案しているのであって、ただ依頼を押し返そうとしているわけではない、と示せる。

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翻訳=遠藤康子/ガリレオ

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