テクノロジー

2025.05.30 10:30

すぐに破られる50種類のPINコード、このリストにあるなら今すぐ変更せよ

solidcolours / Getty Images

2025年に使うべき最も安全なPINコードとは?

まず「2025」は、日付を使わないという基本ルールから外れているため、安全なPINコードの候補にはならない。4桁で同じ数字を繰り返さないようにすると、選択肢はそれなりに限られる。重複を含まない4桁の順列は、グーグルと電卓によれば5040通りしかない。たとえば「0123」と「0321」は別のコードとして数えられるが、いずれも数字の重複がない。これだけでも一応の抑止力にはなる。

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盗まれた認証情報を分析した2012年の研究によれば、「8068」は当時もっとも使用率が低く、統計的に最も安全なPINコードとされた。しかし、ハッカーの視点でいえば、ネット上で「8068が安全」と広まった時点で、それはもはや安全な番号ではなくなった。「もっとも安全なPINコード」を検索して簡単に見つかるようになった番号は、逆に最も危険なPINコードと化してしまう。これは「6835」「7637」「8093」「9629」といった同研究で取り上げられた数字にも同様に当てはまる。

結局のところ、2025年に最も安全なPINコードは何かと問われれば、桁数を増やすしかないという結論になる。わずか4桁では安全性にも限界があるため、8桁、あるいは10桁以上のPINコードを使用することで大幅に推測や総当たり攻撃を難しくできる。具体的には、スマートフォンのロック方式を「PINコード」ではなく「パスワード」に切り替え、そこに数字だけを使えばよい。そうすれば自分が覚えやすい番号を維持しつつ、桁数を増やして安全性を高められる。筆者のスマートフォンは10桁の数字PINで保護しているが、元に戻りたくなったことはない。

forbes.com 原文

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翻訳=酒匂寛

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