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2025.05.25 17:00

あなたを縛るふたつの褒め言葉、「裏の意図」を察知するには

andipantz / Getty Images

3. 褒められた後の気持ちを検証する

よく理解されていると感じるだろうか、それとも窮屈に感じるだろうか。相手の機嫌を損ねないよう常に言葉を選んだり自分のニーズを隠したり、あるいは本来の自分とは異なる性格を演じている自分に気づいたら、褒め言葉は檻になっている。

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褒められた後、「以前よりも自由を感じているか、それとも制限されているように感じるか」「四六時中誰かの感情の面倒を見ることなく、自分らしくいられるか」と自問してみよう。

4. 自分のどんなところを見せたくないかを調べる

健全な関係では、あなたの生産性や忍耐力、あるいは完璧さが称賛されるだけではない。あなたの疲労や限界、変化といったもの、つまりあなたという人間すべてを受け入れる。

以下の文章の空白部分に言葉を入れて、自分にあてはまるよう完成させてみよう。

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「この人の前では、私は○○できる気がしない」

あてはまる言葉は、あなたが称賛されているのか、それとも単に許容されているだけなのかを教えてくれる。覚えておいてほしいのは、最も危険な信号はいつもはっきり認識できるもの、あるいは攻撃的なものではないということだ。優しさに包まれていることもある。賞賛のように聞こえるが、そのままでいるよう促している。

あなたの成長が脅かされることなく、またニーズの変化があなたの価値や特質を犠牲にしないような関係があなたにはふさわしい。そうした関係では自分らしくいることが業績評価のように感じられない。なぜなら、相手がふさわしい人であれば、あなたがうまく自分を抑えていると褒めたりはしないからだ。そうした人はあなたが不完全な自分を正直に見せることを尊重する。

forbes.com 原文

翻訳=溝口慈子

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