OpenAIのAIデバイスはどんなものに?
アルトマンは21日、OpenAIの従業員に、アイブとともにAI「コンパニオン」のリリースを計画していると話した。米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が録音データを入手して伝えた。このデバイスはユーザーの周囲や生活を認識し、ポケットに入れたり机の上に置いたりでき、iPhoneやアップルのノート型パソコン「MacBook Pro」のような製品と並んで使うものという位置づけになるという。
WSJは以前、アルトマンは画面のないデバイスの開発を計画しているとも報じている。
アルトマンとアイブの提携をめぐってはこれまで、ヘッドフォンや「AI版iPhone」、カメラ付きデバイスなどの開発が検討されているという報道もあった。しかしアイブとアルトマンは、自分たちのデバイスは新たな電話でもなければ身につけるようなものでもないとしている。
アイブはブルームバーグのインタビューで、アルトマンと手がける新たな製品では、消費者がAIと「斬新な仕方で」つながることができるようになると語った。アルトマンは、最初の製品は「スマートフォンを不要にする」わけではなく、「まったく新しい種類のもの」だと述べている。
ふたりは新しいコンピューターの開発にも取り組む可能性がある。アルトマンはX(旧ツイッター)への投稿でアイブを「世界最高のデザイナー」と称賛し、「新世代のAI搭載コンピューターの創造に挑戦できることに興奮している」と書いている。
thrilled to be partnering with jony, imo the greatest designer in the world.
— Sam Altman (@sama) May 21, 2025
excited to try to create a new generation of AI-powered computers. pic.twitter.com/IPZBNrz1jQ
古巣のアップルは苦境
アップルは昨年、最新機種「iPhone 16」の発表に合わせ、AIシステム「Apple Intelligence」の詳細な機能を大々的にアピールしていたが、今年、一部機能の提供を2026年に延期すると発表した。これに先立ち、Apple Intelligenceによるニュースアプリの記事要約機能で不正確な内容のアラートが表示されることが発覚し、この機能の一時停止に追い込まれていた。


