働き方

2025.05.27 08:15

おしゃれオフィスの罠か フリーアドレスによるストレスと生産性の変化

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椅子やテーブルをカフェのように配置したお洒落なオフィスというイメージのフリーアドレスは、決められた席に束縛されない自由な働き方ができると人気だが、実際にフリーアドレスオフィスで働く人たちからは、自由な環境の盲点とも言うべき重大な問題点が指摘された。

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組織を強くするコミュニケーションポータル「PHONE APPLI PEOPLE」などを展開するPHONE APPLI(フォンアプリ)は、従業員1000名以上でフリーアドレスを導入している企業に勤める会社員107人を対象に「フリーアドレス環境における組織コミュニケーション実態調査」を実施した。すると、フリーアドレスのオフィスでは、コミュニケーションに関する不満が多く示された。

「仕事中によく遭遇する状況」としては、「急な相談がしづらい」、「スケジュール調整に手間どる」、「相手が今、集中作業中かどうかわからない」など、話したい相手がどこにいるのか、そもそも出社しているのかが把握し辛いことによるコミュニケーション上の問題があげられた。

フリーアドレスや、一部フリーアドレスを取り入れたオフィスでの課題を尋ねると、「必要なときに素早く相談や意見交換ができない」など、ここでもいちいち相手を探し回らなくてはいけない面倒が指摘されている。また、チームのメンバーの居場所もバラバラになるため、チームの一体感が薄れる、メンバーとの情報共有が難しい、新入社員や異動してきた人との信頼関係を築きにくい、さらには感謝やフィードバックを伝える機会が減ったという、困った問題点が浮かび上がった。

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文 = 金井哲夫

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