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2025.05.24 16:00

心理学者が伝授、マッチングアプリで「運命の人」を引き寄せる方法

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チャットでの会話は気楽であるものの、2014年の研究によると、直接会うことを避けて長期間にわたりメッセージのやり取りを続けることが「お断り」の可能性を高めてしまうという。同時に、オンラインで知り合ってから3週間以内に会うことで、関係が進展しやすくなるという研究結果も報告されている。

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その理由として挙げられているのが、オンライン上でのコミュニケーションが増えるほど相手を理想化してしまうという心理作用だ。相手を理想化する前(3週間以内)に会ってみることで、相手が自己申告している通りの人物なのか見極められる。もちろん最初の数回は安全のため、人目がある公共の場所で会うことをお勧めする。

また、電話で話すというのも気楽な方法だが、やはり実際に会ってみなければ、お互いに抱いている感情が本物なのか、ただ舞い上がっているだけなのか判断はつきにくい。

3. 自分自身も正直でいること

2018年の研究によると、「相手を騙す」という行為は、たとえそれがプロフィールの誇張や写真の加工であっても、関係を一瞬で破壊する威力を持っているという。そしてそういった人物に、2回目のデートはない。

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こういった小さな「騙し」は初デートにこぎつけるのには役立つかもしれないが、その後の真剣交際にはつながりにくい。オンライン上のプロフィールや写真を「加工」している人の初デートは失望から始まり、失敗に終わる可能性が高いという研究結果がある。

この結果は、「プロフィール上で自分を偽れば偽るほど、実際に会ったときにガッカリされやすい」という、ある意味当然ともいえる事実を明らかにしている。真剣交際を求めているのなら、正直であることが大切だ。

本当に相性の良い相手を探しているなら、可能な限り、ありのままの自分を見せるのが最善策だ。マッチングアプリはツールであって、玉手箱ではない。あなたがより誠実で、相手に関心を持ち、オープンであればあるほど、本当のあなたを理解し、大切にしてくれる人に出会える可能性が高まる。

マッチングアプリで出会っても、うまくいかないのは自分のせい?──そう感じているなら、心理学に基づく「恋愛自爆度診断」であなたの恋愛傾向をチェックしてみよう。

forbes.com 原文

翻訳=猪股るー

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