120万部突破のミリオンセラー『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』(ビリギャル)で知られる坪田信貴氏は、これまでに1300人以上を「子別指導」した教育者であり経営者だ。
以下、坪田氏の「note」からの転載で、やる気ない子の興味のツボを刺激する方法について考える。
今日、お世話になっている方(本当にお世話になってるパターン)の息子さんからLINEがきました。
彼からのメッセージは簡単にいうとSOSなのですが、2週間ぐらい前にもきたので、その時には電話で話をしました。
なんとか元気になったけど、1週間後にやっぱりもうダメですとメッセージがきて、その時には軽く流していました。
1週間がさらに経ち、今度は僕の方からメッセージを送りました。
やはり元気がなさそう。
色々話をしたんですが、最終的にすごく元気になりました。
面白いなと思ったのは、彼は多分勉強は好きではないけれど、「知らない知識に触れると」めちゃくちゃ面白い!と感じるらしいということ。
というか、人間大体の人がそうなんですけどね。
ただ、ポイントは「その人が興味あるジャンル」じゃないと意味がない。
とはいえ、その人が全く興味ない話であっても、「へー! そうなんだぁ」と持っていけると途端に興味を持ちます。
そのパターンをうまく利用した典型が「都市伝説」です。
都市伝説って、それこそ「マヤの古代遺跡では…」とか言いますけど、日本人で最初から「マヤの遺跡に元々興味ある」なんて人はほぼいません。しかし、なんか軽く歴史を説明されつつ、想像をしていた以上の秘密みたいなのを暴かれると「へーー」となる。都市伝説はフィクションですけどね笑
それと同じことを人との会話でもする。(都市伝説の話をするわけではありません)
この話し方は、もう、人の興味を引く典型的な話し方です。