マーケティング

2025.05.26 07:15

α世代の購買スイッチを探る Z世代との違いとは

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では、商品が欲しいと思うきっかけとしては、「友達からのおすすめ」が279人でトップ。「CMや広告」「ネット検索」「家族からのおすすめ」と続いている。ただ、年齢が上がるにつれ、自発的に情報を集める傾向にあり、低学年ではテレビやCMが多いが、高学年では友達やSNSの口込みへシフトしているという。

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また、商品やサービスを選ぶポイントとしては、リーダー型もフォロー型も「見た目」がトップ。リーダー型はSNSの影響が強く、フォロー型は友達の影響が強い傾向にある。これは、フォロー型の人はリーダー型の人の情報を信頼し、優先的に取り入れているようだ。つまり、リーダー型にリーチできれば、フォロー型にもリーチできることを意味する。

筆者の子供たちも、このα世代にあたるが、スマホやタブレットを使いだしたのが6年生くらいからのため、若干違う傾向にあるかもしれない。ただ企業としては、こういった世代に対して早い時期からマーケティング活動を行なうことは、今後重要になることは間違いない。

出典:α世代ラボ「購買・消費傾向調査」より

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文=飯島範久

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