スポーツ

2025.05.19 19:45

2025年版『世界で最も稼いだアスリート』トップ10、大谷もランクイン

大谷翔平もランクイン(Robert Gauthier/Los Angeles Times via Getty Images)

第7位 フアン・ソト(1億1400万ドル)

7位、フアン・ソト(Mary DeCicco/MLB Photos via Getty Images)
7位、フアン・ソト(Mary DeCicco/MLB Photos via Getty Images)

スポーツ:野球
年齢:26歳
国籍:ドミニカ共和国
年俸:1億900万ドル(約158億円)
プレー外収入:500万ドル(約7億2600万円)

advertisement

26歳になる前にシルバースラッガー賞を5度も受賞しているソトは、いつか巨額の契約を結ぶ存在になると周囲から目されていた。しかし、そうした周囲の期待が高まる中であっても、彼が2024年12月にニューヨーク・メッツと結んだ15年7億6500万ドル(約1111億円)の契約は驚異的なものだった。(当時、このスポーツで5億ドルを超える契約は、大谷翔平がロサンゼルス・ドジャースと結んだ10年7億ドルの契約しかなかった)。億万長者で同チームのオーナーであるスティーブ・コーエンの言葉を借りれば、ソトとの契約からわずか数日でメッツのチケット販売は「爆発的」に伸び、1試合の販売記録を更新し、シーズンを通してメッツの収益を底上げした。ソトはまた、豪華なスイートルーム、ホームゲームのプレミアムチケット、個人的な警備員などの特典も享受している。

彼はプレー外の契約として、エナジードリンクを販売するCelsius、ビデオゲームの『Call of Duty』との契約、母国ドミニカ共和国に本社を置く、銀行のBanreservas、ビール会社のPresidenteの2社との契約も獲得している。

第8位 カリム・ベンゼマ(1億400万ドル)

8位、カリム・ベンゼマ(Yasser Bakhsh/Getty Images)
8位、カリム・ベンゼマ(Yasser Bakhsh/Getty Images)

スポーツ:サッカー
年齢:37歳
国籍:フランス
年俸:1億ドル(約145億円)
プレー外収入:400万ドル(約5億8100万円)

advertisement

ベンゼマは2023年、レアル・マドリード時代のチームメイト、クリスティアーノ・ロナウドに続いてサウジアラビアに渡り、アル・イテハドと契約して巨額の契約を得た。現在、彼はロナウドのライバル、リオネル・メッシからキャリアのヒントを得るのではないかと噂されている。ベンゼマは2022年のバロンドールを受賞し、世界最高の男子サッカー選手として認められてからわずか2年ほどしか経っていないが、彼に近い匿名の情報筋を引用したニューヨーク・ポスト紙は最近、彼が北米で開催される2026年ワールドカップを前にMLSへの移籍を検討していると報じた。

フィールドの外でベンゼマが脚光を浴びることはほとんどなく、アディダスを含む一握りのスポンサーとの契約を獲得している。彼はスペインのテレビ局Megaによるインタビューの中で、サウジアラビアでの名声よりもマドリードでの地味な生活の方が好きだと話した。「夕食を食べに出かけたり、ビーチを散歩することもあるが、この国では道を歩くことすらできない。この国の人たちはサッカーに狂ったほど熱狂しているんだ」

次ページ > 第9位 大谷翔平(1億250万ドル)

翻訳=江津拓哉

タグ:

advertisement

ForbesBrandVoice

人気記事