UNDER 30

2025.05.20 14:00

P-POPアイドルBINIから難民パラメダリストまで 今アジアで最も輝く30歳未満のスターたち

BINI(Josh Tolentino_Artists & Company Manila for Forbes Asia)

また、K-POP界初となる全員が聴覚障害者のグループ、Big Ocean(ビッグオーシャン)も話題を呼んでいる。メンバーはキム・ジソクイ・チャンヨンパク・ヒョンジンの3人。所属事務所のPARASTAR Entertainmentは、障害のあるタレント専門の芸能事務所だ。

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ボーカルの収録にはAIを活用し、ステージでは特殊な振動装置を装着してダンスの動きを同期させている。2024年11月に初のミニアルバムをリリースしたばかりだが、インスタグラムのフォロワー数は100万人を超えている。

パラリンピックで輝いたヒロインたち

身体的な障害は、卓越性を妨げるものではない。その証拠に、2024年のパリ・パラリンピックでは各地から集まったパラリンピアンたちが驚くべき運動能力を発揮し、輝かしい活躍を見せた。

シータル・デヴィはアーチェリー団体で銅メダルを獲得し、インド最年少のパラリンピック・メダリストとなった。生まれつき両腕がなく、座って右足で弓を持ち、右肩で弦を引き、顎と肩に溜めた力を解き放って矢を放つ。コーチの1人が同じく腕のないアーチェリー選手、マシュー・スタッツマンをヒントにデヴィ専用の弓を作る手助けをした。デヴィは2023年、インドの国家スポーツ賞であるアルジュナ賞を受賞した。

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2024年のパリ・パラリンピックで、アーチェリー混合コンパウンド団体に出場したインド代表のシータル・デヴィ(Ramsey Cardy/Sportsfile via Getty Images)
2024年のパリ・パラリンピックで、アーチェリー混合コンパウンド団体に出場したインド代表のシータル・デヴィ(Ramsey Cardy/Sportsfile via Getty Images)

アフガニスタン出身のザキア・フダダディは、パラリンピック難民選手団として初のメダルを獲得し、歴史に名を刻んだ。2016年のアフリカ国際パラテコンドー選手権でアフガニスタン代表として優勝し、東京2020パラリンピックの出場権を獲得。パラリンピックが1960年に始まって以来、アフガニスタン女性で2人目のパラリンピアンとなったが、東京大会出場のためにはタリバンが権力を掌握した首都カブールから逃れなければならなかった。その後は難民選手団に所属し、2024年パリ大会の女子47kg級で銅メダルを獲得した。

forbes.com原文

翻訳・編集=荻原藤緒

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