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2025.05.17 10:30

約87兆円の投資を掴んだ「トランプの中東歴訪」、勝者となった米国株は?

Win McNamee/Getty Images

15日、株式市場はどう動いたか?

15日、ウォルマートの株価が3%以上下落し、ユナイテッドヘルスの株価が14%急落したことが主な要因となって米国株の主要株価指数は下落して始まったが、その日の午後になると持ち直し、米国の主要3指数は揃って上昇して取引を終えた。これによりS&P500は4営業日連続の上昇となり、前日比0.4%の上昇となった。ナスダックは0.2%、ダウ平均は176ポイント(0.4%)の上昇だ。CNBCは報道のなかで、15費の株価上昇は、「リセッションに対する懸念の後退により、慎重ながら楽観的な見方」が広まった結果だとしている。

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トランプ大統領と米国を拠点とする多くの大手企業は、13日にサウジアラビアに到着して以来、防衛、航空、AI、その他の産業におけるプロジェクトについて、いくつかの対米投資を発表した。

米政府の発表によると、サウジアラビアは米国に、すでに実行されているものも含め、合計で6000億ドル(約87兆800億円)を投資することに合意したという。また、イーロン・マスク、ブラックロックCEOのラリー・フィンク、パランティアCEOのアレックス・カープなどが出席した投資家会議では、3000億ドル(約43兆5400億円)以上の追加投資が取り決められた。トランプによる今回の中東歴訪は、地政学的な戦略よりも経済的な対米投資に主眼が置かれているが、トランプは15日、イランが核兵器製造を縮小するための米国との取り決めに「ある種合意した」とも述べている。

forbes.com原文

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翻訳=江津拓哉

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