アメリカに帰国して逆カルチャーショック?
やな:何年か日本に住んでからアメリカに帰って、一番そのカルチャーショックだったのは何? 逆カルチャーショック、というか?
ニック:そうだね。道を歩いてる時に、全く知らないやつに「かっこいい靴だねー」って褒められて。なんじゃこいつ、みたいに思いました。日本人は絶対言わないでしょう。「こんにちは! その靴、とても素敵です」とは言わない。

やな:確かに、あまり言わないね。
ニック:アメリカ人はすごくフレンドリーで、それはいいところ。たぶん、世の中で一番フレンドリーと言われてるかもねしれないね。知らない人に声をかけるとか。
やな:あと、アメリカって全体的に、なにもかも大きいでしょう。
ニック:うん、人間もでかいし、量も多い。食べ物の量もね。
やな:マヨネーズなんかこれぐらい大きいのもあって(ジェスチャーで)。誰が食うねん、こんなん!みたいな。
ニック:日本に初めて来たとき、量が少ないなって思ってたの。今はもう慣れて、普通だと感じるけれど。
やな:何がとくに小さく感じたの?
ニック:いやあもう、本当に全部。ポテトとか。
やな:ああ! 私もポテトはそうだった。ハンバーガーについてくるポテト、「小さい!」って思った。
ニック:アメリカではメキシコ料理のチップスとか、食べ放題。アメリカでは基本的に、「パン食べ放題」とかだからね。オーストリアはどう?
やな:オーストリアはあんまりないんだけど、クロアチアとかは結構あるよね。イタリアとか。食べ放題はないけど、バスケットがあってそこにパンが入っていたり。
——今日は色々お話できて楽しかったです。
やないも。◎オーストリア人シンガーソングライター。ウィーン大学卒で作詞作曲、編曲、ミキシング、レコーディング、全て一人で手がけている。高校生の頃から日本の音楽に憧れ、熱心に日本語を勉強し、J-POPをカバーしている。現在は日本デビューを目指すシンガーソングライターとして活動中。YouTubeチャンネル「やなっちチャンネル」は登録者数12万人越え。【ライブ情報】Natalia D ワンマンコンサート 『Dream, Believe & Love』(2025年8月24日ゲスト出演予定)


