3. 誰に対しても同じように境界線を引く
「与える」ことと「折れる」ことは違う。誰かがあなたの助けを必要とし、あなたが本当は助けたくなかったのに義務感に駆られた場合、それは「折れた」経験だろう。
折れる人はたいてい、助けることを前向きにとらえておらず、できることならそうした状況を完全に避けたいと思っている。自分の限界を尊重する代わりに誰かを助けようとして無理をすると、バーンアウトに陥るかもしれない。
その結果、「もう二度と無理はしない」と自分に言い聞かせるようになる。助けを求めてきた誰かに向き合った後、失望させられることを恐れ、自分の時間や愛情を割くのを控え始める。自分の身を守ろうと一歩引き、本当に重要なときでさえ向き合うことを完全にやめてしまうこともある。
だが、誰に対しても同じ境界線を設ける必要はない。自分の価値観に合っている限り、見返りをあまり期待せず、助けを求めてきた親しい友人を助けようとすることは全く構わない。義務からではなく、自発的な行動であればなお良い。その違いを知ることで、意図的に境界線を定め、自分を守りながら愛する人とのつながりを保つことができる。
今度、誰かを気遣うことをためらいそうになったら、立ち止まって「自分の平和を守っているのか、それとも単に人とのつながりによくある不快な思いを避けているだけなのか」と自問してみよう。人と接するたびにあなたは自分自身について学び、境界線を設けることが容易になるだけでなく、より個人的なものになる。
心の持ちようを調整することで、最終的には相手に完全に向き合えるようになる。自分のエネルギーを守るべきとき、あるいは立ち去るべきときを知りながら、相手を深く気遣う自信を育めるようになるのだ。


