金承福|クオン代表
韓国生まれ。ソウル芸術大学文芸創作科で現代詩を専攻。1991年、日本へ留学。日本大学芸術学部文芸学科卒業。日本の広告代理店勤務後、2000年Web制作会社の社長に。07年、出版社「クオン」設立。15年、韓国語の書籍、韓国関連本を専門に扱う「チェッコリ」を神保町にオープン。日本における韓国文学ブームの立役者のひとりで、ノーベル文学賞受賞のハン・ガンを日本に紹介した。
いとうまい子|俳優、研究者、経営者
1983年芸能界入り。2010年早稲田大学入学。修士課程で「ロコモティブシンドローム」予防のための高齢者に役立つ医療・福祉ロボット研究・開発。博士課程では基礎老化学を研究。早稲田大学大学院研究生として、抗老化学を 研究中。25年度から情報経営イノベーション専門職大学教授に就任決定。マイカンパニー代表取締役、ライトスタッフ代表取締役で、俳優、研究者、経営者の三足のわらじを履く。
久保田 翠|認定NPO法人 クリエイティブサポートレッツ理事長
重度知的障害のある長男の出産をきっかけに、2000年、障がいや国籍、性差、年齢など違いを超えて、ともに生きることができる社会づくりを目指す、アートNPO、クリエイティブサポートレッツ設立。10年障害福祉サービス事業所アルス・ノヴァ開設。16年「表現未満、」プロジェクトスタート。18年たけし文化センター連尺町建設、22年ちまた公民館開所。17年度芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞。
平田仁子|一般社団法人Climate Integrate代表理事
出版社勤務後、環境団体を経て、1998年-2021年、NPO法人気候ネットワークに勤務。国連の気候変動交渉(COP)や気候・エネルギー政策に関する分析や情報発信を行う。21年「ゴールドマン環境賞」受賞。22年Climate Integrateを設立。ファクトに基づく情報提供や各ステークホルダーの脱炭素への取り組みを支援。『Forbes ASIA』 の「50 OVER 50: Asia 2024」選出。
正井禮子|認定NPO法人女性と子ども支援センターウィメンズネット・こうべ代表理事
1992年、男女共同参画社会の実現と女性の人権を守るため「ウィメンズネット・こうべ」発足。阪神・淡路大震災直後、「女性支援ネットワーク」を立ち上げ、物資の配布や「女性のための電話相談」など被災女性支援を行う。災害を女性視点から検証し、防災・復興計画策定に女性参画の必要性を訴えた。2011年、東日本大震災女性支援ネットワークの発足に尽力し、「被災地における女性と子どもへの暴力被害」調査にかかわる。
村木真紀|認定NPO法人虹色ダイバーシティ代表・理事長
京都大学総合人間学部卒業。日系大手製造業、外資系コンサルティング会社等を経て、LGBTQ等の性的マイノリティとその家族、アライの尊厳と権利を守り、誰ひとり取り残さない社会の実現を目指す認定NPO法人虹色ダイバーシティを設立。 LGBTQ当事者としての実感とコンサルタント経験を生かして、LGBTQに関する調査研究、社会教育活動を行う。大手企業、行政等で講演実績多数。社会保険労務士。
山野千枝|一般社団法人 ベンチャー型事業承継代表理事
コンサルティングや中小企業支援を経て、2018年に「挑戦するアトツギが日本経済に地殻変動を起こすエコシステムを実現する」をビジョンに、中小企業のアトツギ支援に取り組む一般社団法人ベンチャー型事業承継を設立。後継者の学びのプラットフォーム「アトツギファースト」を運営。千年治商店代表取締役。関西学院大学大学院などで非常勤講師。「アトツギベンチャー」の再定義等を行う。
ブル中野|SUKEBANコミッショナー

本名=青木恵子(旧姓=中野)。全日本女子プロレスのダンプ松本と結成した「極悪同盟」は、1980年代に一世を風靡。97年にケガで引退するまでプロレスラーとして国内外で活躍。プロレス解説者、YouTuberとして活動しつつ、2023年9月に新しい女子プロ団体「SUKEBAN」を米国で立ち上げ、アート、デザイン、ファッションを取り入れながら、旋風を巻き起こしている。ニューヨークでの旗揚げ戦に続き、マイアミ(23年12月)、ロサンゼルス (24年5 月)、ロンドン(24年10月)の興行も成功。24年、WWE(World Wrestling Entertainment)に日本人女性で初めて殿堂入り。
渡辺由美子|認定NPO法人キッズドア理事長
千葉大学工学部卒。大手百貨店、出版社を経て、フリーランスのマーケティングプランナーとして活躍。配偶者の仕事の関係で一年間イギリスに居住し、「社会全体で子どもを育てる」ことを体験。2009年内閣府の認証を受けて特定非営利活動法人キッズドアを設立。子どもへの学習支援や居場所運営に加え、20年より新型コロナ感染症の影響を受けた全国の困窮子育て家庭への支援を開始し、活動を広げている。
岸田ひろ実|コーチング、講演、執筆
ダウン症で知的障害のある長男の出産、夫の突然死を経験後、急性大動脈解離の後遺症で下半身麻痺に。普段は車いすを使用し、手動運転装置を使って自家用車を運転して移動。海外に車いすで赴き、現地のバリアフリー状況などをレポート。娘は作家岸田奈美。2011年、娘が創業メンバーのミライロに入社し、バリアフリー施設調査やユニバーサルマナー(障害者・高齢者への接遇研修)の講師を担当。21年独立。


