WOMEN

2025.05.21 13:30

時代をつくる「50歳以上の女性50人」、草間彌生や小池百合子も選出

阿部千登勢|sacaiデザイナー

コムデギャルソンなどを経て、1999年サカイを設立、ブランドsacai(サカイ)を開始。デザイナー兼経営者。2004年、パリで展示会。09年メンズコレクションをスタート。11年よりパリでショー形式でコレクションを発表。同年、南青山に旗艦店をオープン。現在、香港、北京、ソウルにもオープンした旗艦店に加え、世界各地で展開。『Forbes ASIA』の「50 OVER 50: Asia 2024」選出。

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今田美穂|今田酒造本店代表取締役、杜氏

明治大学卒業。西武百貨店、日本能楽芸 術振興会「橋の会」に勤務した後、1994年に今田酒造本店に入社。広島酒米のルーツ「八反草」を復活させてつくる日本酒など、多くの新しい取り組みが国内外で高い評価を得ている。今田酒造本店の代表 銘柄は「富久長」。英BBC「100人の女性2020」に選出された。また、『Forbes ASIA』の「50 OVER 50:Asia 2022」にも選出。

上綱麻子|映画編集者・監督

テキサス州ヒューストン生まれ、広島出身。映画監督を志し16歳で単身渡米。コロンビア大学にて西洋哲学専攻後、ニューヨーク大学大学院映画学科で学ぶ。ディー・リース監督作品『マッドバウンド 哀しき友情』、マイケル・マン監督作品『ブラックハット』など、多数の映画、映像作品の編集に携わる。『WE ARE X』の編集でサンダンス映画祭最優秀編集賞を受賞。ハリウッドにて活躍中の日本人映画編集者。

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草間彌生|芸術家

幼少より水玉と網目を用いた幻想的な絵画を制作。1957年単身渡米、前衛芸術家としての立場を築く。73年活動拠点を東京に。93年ヴェネツィア・ビエンナーレで日本代表として日本館初の個展。2009年文化功労者、「わが永遠の魂」シリーズ制作開始。14年最も人気のあるアーティスト(『アート・ニュースペーパー』 紙)、16年世界で最も影響力がある100人(『タイム』誌)、16年文化勲章受章。21年「毎日愛について祈っている」制作開始。女性芸術家のオークション売上全体の25%を占めるとも言われ、世界で最も売れる女性芸術家。『Forbes ASIA』の「50 OVER 50 : Asia 2022」に選出。

西川美和|映画監督

早稲田大学第一文学部卒。脚本・監督デビュー作『蛇イチゴ』(2003年)で数々の賞を受賞し、06年『ゆれる』で毎日映画コンクール日本映画大賞など国内映画賞を受賞。09年『ディア・ドクター』が日本アカデミー賞最優秀脚本賞、芸術選奨文部 科学大臣新人賞に選ばれ、国内外で絶賛される。『夢売るふたり』(12年)、『永い言い訳』(16年)に続く、21年公開の『すばらしき世界』でも国内外で高い評価を得た。

よしながふみ|漫画家

『西洋骨董洋菓子店』で2002年第26回講談社漫画賞少女部門受賞。『大奥』で第5回センス・オブ・ジェンダー賞特別賞、第10回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、第13回手塚治虫文化賞マンガ大賞などを 受賞。そのほかの代表作に『愛すべき娘たち』『きのう何食べた?』『愛がなくても喰ってゆけます。』などがある。ジェンダー・性的マイノリティについての問題提起を作品のなかでし続けてきた。

平野レミ |料理愛好家、シャンソン歌手

主婦として家庭料理をつくり続けた経験を生かし、「料理愛好家」として活躍。シェフ料理ではなくシュフ料理をモットーに、テレビ、雑誌などを通じてアイデア料理を発信。家庭料理といって思い浮かべるイメ ージとは異なるかたちで発信を続ける。また、元気印の講演会、エッセイを通じて、明るく元気なライフスタイルの提案、特産物を使った料理で全国の町おこしなども行い、好評を得ている。

小泉今日子|歌手、俳優、文筆家、プロデューサー

1981年、第35回「 スター誕生決戦大会!」合格。82年、「私の16才」で歌手デビュー。83年、「あんみつ姫」でテレビドラマ初出演。85年、「なんてったってアイドル」がヒット。2015年、50歳で、制作会社「明後日」設立、同代表取締役に就任。演劇、映像、音楽、出版など、ジャンルを問わずエンターテインメント作品をプロデュースしている。歌手、俳優、文筆家、プロデューサーの4役を務める。

川久保 玲|コム・デ・ギャルソン代表取締役社長

1969年にファッションブランド、コムデギャルソンを開始。73年、コム・デ・ギャルソンを設立し、現在まで代表取締役社長。『Forbes ASIA』の「50 OVER 50: Asia 2022」に選出された。同誌には次のように紹介された。「東京とパリのファッションシーンで活躍する川久保が率いるコムデギャルソンは、スタイルと着こなしやすさの両方を追求したファッションブランド。2017年にはニューヨークのメトロポリタン美術館での展示会で、抽象的なアートワークと挑戦的なコレクションを融合させた作品の数々を披露した。しかし本人はしばしば、ビジネス志向の人間を自負している」。

ジェーン・スー|コラムニスト、ラジオパーソナリティ

『貴様いつまで女子でいるつもりだ問題』で第31回講談社エッセイ賞を受賞。『闘いの庭 咲く女 彼女がそこにいる理由』ほか著書多数。2025年、新刊『へこたれてなんかいられない』刊行。大人気ポッドキャスト番組『ジェーン・スーと堀井美香の「OVER THE SUN」』のパーソナリティを務め、中年女性の生き方をポジティブに提示する発信は、幅広い層から熱い支持を集めている。

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文=フォーブス ジャパン編集部 イラストレーション=ジョエル・キンメル

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