4. 出世にこだわりすぎる
社内で出世し、リーダーや管理職になりたいと思うのは悪いことだろうか? その願望はまったく悪いことではない。しかし問題は、そのことに夢中になるあまり、自分のキャリア全体のアイデンティティを勤め先の会社に依存させてしまうことだ。それでは、自分自身の市場価値を高めて独立や転職などキャリアの柔軟性を確保したり、業績悪化によるリストラ、パンデミックによる業界構造の変化といった将来の不確実性に備えたりすることよりも、会社の収益やブランドを成長させることだけを中心に計画を立ててしまうことになる。
発想を転換し、自分のキャリアを将来にわたって維持できるスキルを身に付けることを優先し、雇用市場で競争力を維持できるようにしよう。会社とは関係のない、確固たるパーソナルブランドを構築するのだ。転んでもすぐ立ち上がれるように、プロフェッショナルとしてのアイデンティティを会社とは別に持とう。
あなたの勤め先は、あなたに何の義務も負っていないことを忘れないようにしよう。彼らの最優先事項はビジネスの健全性を確保することだ。それは時に、合理化、リストラ、コスト削減、効率化を意味し、業績不振の従業員や、業績が良くても長期的なアジェンダにはもはや関係のない従業員を排除することを意味する。
自分のキャリアを勤め先に依存させるのは、もうやめよう。会社があなたの将来を守ってくれると期待することはできない。
その舵は、あなたの手の中にあるのだ。


